【RIZIN】萩原京平、アーチュレッタとのアメリカ修行で挫折も…「苦手を克服できた」
3月23日(土)神戸ワールド記念ホールで開催される『RIZIN LANDMARK 9 in KOBE』の試合前インタビューが21日(木)行われ、RIZINMMAルール:5分3R(66.0kg)で対戦する萩原京平(SMOKER GYM)と武田光司(BRAVE)がそれぞれ意気込みを語った。
萩原は「組みを切って得意の打撃を当てて倒したい」と語り、武田も組みvs打撃と対照的な武器をぶつけ合う試合になると予想した。
萩原は昨年9月に牛久絢太郎に敗れて以来の再起戦。4か月間のアメリカファイトキャンプでは、元RIZINバンタム級王者フアン・アーチュレッタのジムで練習に取り組んできた。
「レスリングや壁レスをアメリカでしっかりやってきたので変わっている実感がある。アーチュレッタと一緒に日本でやっていなかった強度のフィジカルをやって、ここまでやっていたら、スタミナ続くだろうなっていう納得のトレーニングだった」と振り返る。
最初は練習についていけず、“落ち込んだ”というが「必死に毎日食らいついて、対応出来ている実感がある。凄いレベルが上がっていると言われていて、身体に耐久力が付いてきた」とコメント。
高いレスリング力を誇る武田に対して「印象はレスリングが強い、粘り強くてしつこい。アメリカで4か月練習して、苦手なところを克服できたっていうのを見せたい」などと自信を見せる。苦手分野は組みや寝技にあるが、その弱点を克服してきたと話す。
試合展開としては「組みを切って得意の打撃を当てて倒したいので、分かりやすい展開になるなと思っています」と得意の打撃勝負を見据えていた。
対する武田はこれまではライト級で戦ってきたが、1階級下のフェザー級に転向初戦を迎える。「コンディションは問題ない。後は水抜きをしてどうなるか分からないので、ぶっつけ本番。めちゃくちゃ動きやすいですね。それだけ言っておきます」と階級を下げたことで更に良い動きが見せられそうだという。
萩原については「ストライキングがメインでリーチも長くて、背丈も高い」と打撃面での印象が大きい。昨年11月にトフィック・ムサエフに敗北して以来、練習環境を変えたことで「全部が変わっていると思う」と自信満々。試合展開は萩原同様、組みvs打撃と対照的な武器をぶつけ合う試合になると予想していた。
果たして勝つのは以前からフェザー級で戦ってきた萩原か、それともライト級から転向初戦の武田か。
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