2024/03/21（木）UP
（最終更新：2024/03/21 19:06）

試合前インタビューに応じた木村ミノル、ブアカーオと対戦する

　3月23日（土）神戸ワールド記念ホールで開催される『RIZIN LANDMARK 9 in KOBE』の試合前インタビューが21日（木）行われ、RIZINキックルール（74.0kg）でブアカーオ・バンチャメーク（タイ/バンチャメーク）と対戦する木村“フィリップ”ミノル（ブラジル/Battle-Box）は現時点で体重77kg、リミットまで残り3kgと調整し切っていることを明かした。試合は“人生で一番頑張る”と意気込んだ。

【フォト】試合直前！木村の筋肉隆々なポージング

　試合が直近での発表となったが「短い期間でも出来る限りの気合いを入れて仕上げて来ました。僕が久しぶりの試合をするっていうのもあって、（相手は）ブアカーオ選手なので反響はあったのかな」とコメント。

　新生K-1で1度は頂点を取った木村が旧K-1 MAX王者のレジェンドに挑む構図。「パーフェクトなファイターで実績も名前もあって、対戦できるのが光栄な選手。人生で一番頑張りたいと思います」と闘志を燃やす。

笑顔で意気込む木村

　肝心の減量も現時点では順調。ホテルで測った結果では、リミットの74kgに対して77kgと残り3kgまで落とし切っている。本来、今日動く必要はないというが「ベストなコンディションで行きたいので、今日夜練習してシミュレーションして体重を落としたい」と入念に最終調整を行う予定だ。

　試合展開としては「やることは変わらないです。ブアカーオ選手に捌かれてしまうのか、（自分が）当てるのか。色んな展開は想定していますし、超強いだろうなと思って準備しています」とコメント。

　ブアカーオの全盛期と言われるK-1 MAXでの戦いから、直近のラジャダムナンワールドシリーズの試合など、様々な映像もチェック済みだ。

　抜群の距離感から放たれるミドルキックやヒザ蹴りなどを武器とする相手に「距離は一つの勇気です。集中していけば、チャンスを見極められると思う。プレッシャーをかけて、自分の良いところを出して戦いたい。下がり出したら終わりの合図なので、本当に下がってはいけない」と、得意のパンチで圧をかけ続ける展開を見据えていた。

　果たして、木村の培ってきた剛腕パンチはレジェンドをマットに沈めることが出来るか。

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