【RIZIN】榊原代表、KO負け木村ミノルの努力認めるも「まだ1ヶ月くらい経ってみないと…」
3月23日(土)兵庫・神戸ワールド記念ホールで開催された『RIZIN LANDMARK 9 in KOBE』の大会終了後、RIZINの榊原信行代表が囲み取材に応じて大会を総括。戦前から注目を集め、第3試合[RIZIN キックボクシングルール:3分 3R(74.0kg)]でブアカーオ・バンチャメーク(タイ/バンチャメーク)にKO負けを喫した木村“フィリップ”ミノル(ブラジル/Battle-Box)についてコメントした。
【フォト&動画】マッスルボディで激闘も、木村が豪快にKO負けした瞬間!
試合では開始直後からブアカーオのボディ、顔面に豪打を打ち込む木村。その攻撃に会場がどよめき、試合のペースを握ったかに思われた。しかし1R終盤からブアカーオがロー、顔面、そしてボディへの膝蹴りで巻き返されると、2R、ケージ際で顔面ヒザ蹴りでぐらつかされると、強烈なワンツーでKO負けという衝撃の結果に終わった。
「きちっと体を作っていくための努力をしたこと、彼の努力を認めてあげる必要がある」と一定の評価を示しつつ、「この試合はRIZINにとっての復帰戦であり、勝ち負け関係なく、戦い続けていけるかどうかっていうことで言うと。体重を守ることが一つ」と、今回の試合はあくまでRIZIN継続参戦の第一関門を突破したに過ぎないと、冷静に木村の動向を見続ける構えの榊原代表。
続けて「そして今回受けたドーピング検査ですね。まずそこがいずれにしても、まだ1ヶ月ぐらい経ってみないと、正確なこの先のRIZINとしての指針は打ち出せない」と語った。
木村は昨年6月のRIZINでルクク・ダリを初回KO後、ドーピング陽性が発覚して無効試合に。半年間の出場停止となり、昨年12月に安保瑠輝也戦が決まったが、再びドーピング陽性となり試合中止。今回はドーピング検査が陰性になったことで復帰戦となっていた。試合後の検査結果次第で、木村の起用が大きく変わっていきそうだ。
一方で木村をKOしたブアカーオについて「木村ミノル云々よりも41歳、ブアカーオのもの凄さを改めて感じた」と、その強さに驚いたという。「改めて、やっぱり250戦近く戦う生ける伝説と言われる凄さ。ウエイト的にも74kgというウエイトは通常戦ってる体重より重い体重だったと思いますし、直前のオファーにも関わらず、パフォーマンスは素晴らしかった」と、今後のRIZINのキックボクシング戦における軸になる選手だと絶賛した。
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