元Krush王者・壬生狼一輝が突然の引退!敗戦からわずか11日、大仁田厚と共演も
元(第7代)Krushバンタム級王者の壬生狼一輝(みぶろ・かずき 22=力道場静岡)が31日、引退を表明した。K-1グループだけでなく、格闘競技から引退するという。2連続KO勝利中だったが今月のK-1での判定負け。それからわずか11日の決断だった。
【フォト&動画】壬生狼と大仁田が共演!血まみれの豪快KO勝利も!
壬生狼はXで「今日を持ちまして壬生狼一輝は格闘技を引退します。5歳から格闘技を始めて8歳でキックボクシングを始めて16歳でプロになり高校卒業して力道場静岡にお世話になり、これまでやって来ました。第7代Krush バンタムチャンピオンになる事もでき、K-1世界バンタム級トーナメントでは3位になる事ができました。深澤先生には感謝しかありません」とこれまでの実績、そして力道場に感謝した。
そして「これからは、松本一輝として第二の人生を歩んで行きます。壬生狼一輝をサポートして下さったスポンサー様、 後援会の皆様、応援してくれたファンの皆 様本当にこれまでありがとうございました」と引退を報告した。すでにXの名義は壬生狼一輝から松本一輝に変更されていた。
壬生狼はプロレスファンで、大仁田厚のパフォーマンスでも注目を集めた。それを大仁田がSNSで知ることとなり、大仁田が壬生狼を電流爆破プロレスに招待。楽屋にも招かれK-1王者になるよう励まし、大仁田から“邪狼”(じゃろう)を名乗ることを許された。K-1のPVでも2人は共演。また年間表彰のK-1 AWARDSに大仁田がサプライズ登壇したほどだ。壬生狼は個性的なキックボクサーとして注目されていた。
引退発表文にあるように壬生狼は5歳から日本拳法を学び、8歳でキックボクシングに転向。地元・福岡でキャリアを積み、高校在学中にプロデビュー。キックボクシングイベント「大和」のバンタム級王座も獲得した。高校卒業時に福岡を離れ、力道場静岡に入門。2020年8月からK-1 GROUPに参戦し、21年3月のKrush後楽園大会で吉岡ビギンの持つタイトルに挑戦し、判定勝利で第7代Krushバンタム級王座に就いた。
同年5月にK-1バンタム級日本最強決定トーナメントにKrush王者として参戦。決勝で黒田斗真の左ストレートに沈み、プロ初黒星。12月に黒田とのダイレクトリマッチに挑むも敗戦。22年3月には池田幸司に敗れてKrush王座陥落となった。
しかしその後3連勝(2KO)で勢いづいたが今年3月20日の『K-1 WORLD MAX 2024』で初代Krushフライ級王者・大久保琉唯にやや押され気味となり判定負け。試合後Xでは「負けた事もしょっぱい試合してしまった事も自分自身に失望してます。応援ありがとうございました」と綴っていた。それから11日後、引退発表となった。
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