イゴール・タナベ計量失敗も階級変えず!ストラッサーに再戦アピールもファン心配の声
3月23日(土)神戸ワールド記念ホールにて開催された『RIZIN LANDMARK 9 in KOBE』で、規定体重の77kgを3.25kg超過しストラッサー起一(総合格闘技コブラ会)戦が中止になったイゴール・タナベ(ブラジル/セラヴィー)が、昨日9日、自身のXにて謝罪と今後についての動画を公開した。
【フォト&動画】イゴールの過酷な“水抜き7.5kg”減量シーン
イゴールは全日本選手権を連覇するなど「日本最強の黒帯」と呼ばれる柔術家で、昨年7月にRIZINに初参戦し阿部大治から1Rヒールホールドで一本勝ち。続く10月大会はANIMAL☆KOJIに1R三角絞め、大晦日にはウェルター級(77kg)初戦に挑むと、元UFCファイター安西信昌にリアネイキドチョークを極めて、RIZINで3連続1R一本勝ちを飾った。
だが、前回の勝利後、イゴールは初のウェルター級戦が水抜き7.5kgにもおよび過酷であったことを明かし、「今日はウェルター級世界一になる第一章」と語っていたが、2戦目のストラッサー戦で痛恨の計量失敗となってしまった。
配信動画でイゴールは、前回の試合から間隔が空いた理由について「気持ちの整理をつけて、周りに相談させてもらい、これからのことを決定した上で報告したいと思いました」と説明した。
そして、ストラッサー本人や陣営、RIZIN関係者に謝罪したイゴールは「引き続き、ウェルター級でやることに決めました」と報告。理由としては「いろいろな人から、ミドル級でやった方がいいとか、もっと階級を上げた方がいいという意見をいただきました。その人たちの意見を無視したわけではないですけど、いろいろな人の反対があってここまで辿り着きました。自分を信じてやっていこうと思っています」と続けた。
またウェルター級で再出発する最初の相手に、ストラッサーを指名。イゴールは「もちろんストラッサー選手が強い選手なのでやりたい気持ちもあるんですけど、それ以上に前回失敗した時に、ストラッサー選手は何も言うなと僕を守ってくれました。ストラッサー選手に感謝しているのと、向こうももう一度やりたいと言ってくれていますので、その恩を返したい。ぜひ、ストラッサー選手の前に立たせていただきたいです」と思いを明かした。
最後にイゴールは、ファンに謝罪し二度と体重超過を起こさないと約束した。配信動画を見たユーザーからは「仮に同じ失敗を繰り返した場合、選手生命終わりですし、身体が心配」や「結局ウェルター級…」、また「ほんとに死ぬぞ」という心配の声が上がっている。
最近の格闘技界は、計量失敗や事故が目立つようになっているだけに、とくに所属ジムの監視体制を強化することも必要になってきているのかもしれない。
今は、イゴールの再出発が成功することを祈るばかりだ。
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