【シュートボクシング】海人、“元GLORY9位”アルマン戦に「手も足も出させない」=6.15
6月15日(土)東京・後楽園ホールで開催される格闘技イベント『SHOOT BOXING 2024 act.3』のメインイベントで元GLORYライト級9位&ISKA世界ライトミドル級王者アルマン・ハンバリアン(アルメニア)と対戦する、SB世界スーパーウェルター級王者・海人(TEAM F.O.D)の試合前インタビューが主催者を通じて届いた。
海人は試合へ向けて「手も足も出させない」と話し、昨年8月に敗れたGLORY王者ティジャニ・ベスタティへのリベンジにも意気込みを語った。
前回4月大会ではペットモラコット・ペッティンディーアカデミーとの再戦を制し、リベンジ&SB世界タイトルを死守した海人。「もう何が何でも勝たないといけないと必死で、しっかり倒し切りたいと思っていましたが、判定で自分が勝ったのを聞いた時は素直に嬉しかったです。でも試合でダメだった部分もあるので、そこは反省して練習で取り組んでいます」と喜びを見せるも、すぐに課題を見つけ練習しているという。
ペットモラコットにリベンジできたことで自信になった部分もあるか問われると「全てを懸けて挑んだことなので自信が付いたか、付いてないかで言われると、さほど変わらないと思います。今までとは違う気持ちやメンタル面で戦っていたので、勝たないといけないし、負けたら全てなくなるし、もしかしたら負けていたら格闘技を辞めていたかもしれないくらい自分を追い込んでいました」と振り返る海人。「自信になったかと言われると、そうではないですけど、1つ2つ強くなったのかなとは思います」と自信というよりは、格闘家としての成長を感じている模様。
そんな中で決まった次戦。相手のアルマンは王者ベスタティを頂点とし、強豪ひしめくGLORYライト級(70kg)の元ランカー。ISKA世界ライトミドル級王座の戴冠歴もある。海人はアルマンの印象を「フィジカルを使った攻めで、外国人特有の荒々しい戦い方をする選手だと思いました。好戦的な攻めでパンチも蹴りの攻撃も多く、しっかり戦ってくるので、自分の攻撃は合わせられるので得意なタイプの選手。今回の相手に関しては、手も足も出させないようにしようと思っています。そういう相手だからこそ、そういう展開は難しいと思われるような相手だと思うので、より一層そういう展開ができたらまた一つレベルが上がったと見ている人にも思っているので期待してください」と得意なタイプだと分析し、絶対的な自信を見せる。
続けて「1Rから倒しにいくところを見せます。そういうところで圧倒的な差を見せられると思うので、内容にこだわりながらやっていきたいと思います」と圧倒的な実力を見せつける構えだ。
海人にとってはベスタティへのリベンジに向けて再始動の初戦とも言える。「ペットモラコット選手に勝って、ベスタティ選手がいなかったら目標を失っていたのでまた新たな道ができたことは嬉しいですね。ベスタティ選手が階級を上げて70kgの王座を返上するのかなと思っていて、諦めかけていたところ、ベスタティ選手は王座返上しないという話を聞いてますので、リベンジする形を無理矢理にでも作りたいと思います」とリベンジの機会を熱望。
最後に、次の試合ではどういう海人を見せたいか聞かれると「ペットモラコット選手にリベンジできて、自分がどう変わったかが自分でも楽しみです。変わったところを見せたいし、見せられると思うし、今回はレベルの差を見せて勝って、GLORYの方々にはもっと上の相手を当てないといけないと思ってもらえる試合をしたいと思います」と語った。
<対戦カード>
▼70.0kg契約 エキスパートクラスルール 3分3R延長無制限R
海人(TEAM F.O.D/SB世界スーパーウェルター級王者)
vs
アルマン・ハンバリアン(アルメニア/元GLORYライト級9位&ISKA世界ライトミドル級王者)
▶︎次ページは【動画】海人が圧巻のコンビネーションでKOする瞬間!
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