【ムエタイ】福田海斗とゲーウガンワンが名古屋ビッグマッチ前哨戦=5.28タイ
6月30日(日)の名古屋ムエタイビッグイベント『Suk Wanchai MuayThai Super Fight』にて、元ラジャ王者のヨードクンスック・ムーバーンチョンブーン(タイ)と対戦する福田海斗(キング・ムエ)と、元K-1王者・大和哲也(大和ジム)と対戦するゲーウガンワン・ロットスワイジャッジェーンサイプリゥ(タイ)が、その前哨戦として5月28日(火)タイ・ランシットスタジアムで開催されるペッティンディー系興行『スックムエマンサナンムアン』のメインイベントに揃って出場する。
タイのTV『True4U』での生中継がある第1部のメインを務める福田は、急成長の注目株オーレー・ラックカイディーチャーと対戦。オーレーは若干16歳の新鋭で、このところ5戦5勝(3KO)と絶好調。今年4月にはフェザー級トップの一角を担うペッチョラターンを判定で下しギャンブラーたちをあっと言わせた。そして今回、さらなる上位トップ選手である福田との対戦が組まれたということだ。
オーレーのファイトスタイルは福田と同じ“ムエブー”(前に出て戦うスタイル)で、ヒザが得意との事。お互い似たスタイルのため真っ向勝負でどちらが根負けするか、我慢比べの戦いとなりそうだ。なお、この試合は福田128ポンド、オーレーが129ポンドで福田が1ポンドのハンディを負う。
第2部のメインはゲーウガンワン。今回の対戦相手チャンスック・ペッティンディーアカデミーは、名門中の名門ペッティンディーアカデミー期待の新鋭で現在18歳、最近の戦績は11戦10勝1敗の好成績を挙げている。
タイのリングではこのところトンノイ・ファイタームエタイ(25日のラジャダムナンスタジアムでライト級タイトルマッチに挑む)に2連敗しているゲーウガンワン、是非とも勝利を得たいところだが、今回もトップ選手らしく強豪が立ちはだかることとなった。
奇しくも福田もゲーウガンワンも10代の伸び盛りの選手を迎え撃つこととなったが、本場のムエタイの世界はこのように惜しげもなくトップ選手と成長株の若手をマッチメイクすることで、その新陳代謝が活発となっている。ベテランの域に達している2人がここで若手の前に立ちはだかることが出来るか、そしてそれぞれさらなるレベルへ到達出来るか。
『スック ムエマンサナンムアン』
5月28日(火)タイ・ランシットスタジアム
▼第4試合 第1部メインイベント 128-129ポンド契約
カイト・ルーククロンタン(128ポンド)
(福田海斗/キング・ムエ/元WPMFムエタイ世界フライ級王者、元タイ国プロムエタイ協会フライ級王者、元True4Uスーパーフライ級・バンタム級王者、元IMSA(国際ムエタイスポーツ協会)スーパーバンタム級王者)
vs
オーレー・ラックカイディーチャー(タイ/129ポンド)
▼第8試合 第2部メインイベント 135ポンド契約
ゲーウガンワン・ロットスワイジャッジェーンサイプリゥ
(タイ/元ルンピニースタジアム&プロムエタイ協会130ポンド王者、元「True4U」130ポンド王者、元CPフレッシュマートトーナメント130ポンド優勝)
vs
チャンスック・ペッティンディーアカデミー(タイ)
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