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【RIZIN】上田幹雄、“15kg差”ポーランド戦士にも自信「ヘビー級では誤差、デカいので思いっきりいく」

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2024/06/03(月)UP

上田幹雄が公開練習を行った

 6月9日(日)東京・国立代々木競技場 第一体育館で開催される『RIZIN.47』の[RIZIN MMAルール/5分3R/120.0kg契約]でシェミスラブ・コバルチェク(ポーランド/Koloseum Kuznia Formy Pulawy)と対戦する、上田幹雄(BRAVE)が3日都内にて、公開練習を行った。

【フォト】上田が見せた多彩な蹴り技!

 上田はキレのあるシャドーを見せた後、迫力満点のミット打ちも行った。スイッチも見せながら、ハイキック、後ろ回し蹴り、更にはかかと落としと、極真空手仕込みの技を披露。「僕は海外選手の方が得意です。海外選手の方が当てやすい感覚がある。今回は自分のすべてを出せるんじゃないかな」と自信を見せる。

かかと落としも見せる

 体重105.0kg、身長187cmの上田に対し、コバルチェクは何と120.0kg、193cmとそれぞれ上回る。(RIZIN公式サイトのデータ)。体格差もあるが「ヘビー級で僕の中では10kgや10cm差は誤差。そんなに変わらない」と体格差は関係ないとする。

 どんな試合を見せたいかとの問いには「ヘビー級らしい迫力のある試合をしたい。大晦日スダリオ選手に勝った本当の理由が、今回の試合で現れると思います。試合に勝って、上田がヘビーの一番手として戦って、もっともっと知ってもらえるようにしたいです」とコメント。

 そして最後には「自分の強さは、打撃だと思うのでそれをやっていけば、MMAの世界でもこんなすごいヤツが、日本にいたのかと思ってもらえる。今回は凄く楽しみです。逆に自分よりデカいので思いっきりいこうと思います」と闘志を燃やした。

<選手データ>
 上田は極真会館の元世界王者。22年4月にMMAデビューすると、昨年6月のRIZINでは関根“シュレック”秀樹に圧巻KO勝ち。昨年9月にはK-1に出場し、元K-1クルーザー級王者・K-JeeにKO勝利を収めた。前戦となる大晦日、スダリオ剛戦ではヒザ蹴りからのパウンド連打でKOし、日本人ヘビー級頂上対決を制している。

 コバルチェクは、今回がRIZIN初参戦。ポーランドのMMA団体『KSW』から送り込まれる期待の新鋭だ。アマチュアMMAではポーランド王者に4度輝き、20勝(3S・2KO)2敗、ブラジリアン柔術でもADCCポーランド杯BJJ中級と100kg級で優勝の実績を持つ。プロ戦績は3戦無敗。

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