【RIZIN】クレベルとアーチュレッタ、両者とも“オールラウンド”の戦いに準備万端=公開練習
6月9日(日)東京・国立代々木競技場 第一体育館で開催される格闘技イベント『RIZIN.47』の[RIZIN MMAルール 66.0kg]で対戦する、クレベル・コイケ(34=ボンサイ柔術)とフアン・アーチュレッタ(36=アメリカ)が3日都内にて、それぞれ公開練習を行った。
【フォト】クレベルとアーチュレッタが公開練習、須﨑優衣のタックルも
クレベルは、得意の柔術を公開練習では封印。怪物くんこと鈴木博昭の持つミットに、左ジャブから右ストレート、右ミドル、ヒジ打ちなどの技を打ち込んだ。
対するアーチュレッタは、レスリング金メダリストの須﨑優衣と共に公開練習へ。アーチュレッタにレスリングを習っているという須﨑もタックルを披露、お互いにハイレベルなレスリングスパーを見せた。
公開練習を終えたクレベルは「彼はベラトール、RIZINのチャンピオンで、自分のチャンスです。良い試合をしたいです。格闘技いっぱい練習してきました。何でも出来ます。レスリング、柔術、キックボクシング、MIXで何でも出来ます」、アーチュレッタは「チャンピオンvsチャンピオンという意識を持って、素晴らしい選手なので、オールラウンドに対応する練習をしてきました」とそれぞれコメント。
お互い油断はなく、相手に対するリスペクトを持ちすべての技術を使って戦う構えだ。レスリングvs柔術、世界クラスのハイレベル攻防が見られるに違いない。
<両者のこれまで>
クレベルは元RIZINフェザー級王者。昨年6月、鈴木千裕を相手に防衛戦が予定されるも、自身の体重超過で王座はく奪。9月には金原正徳に判定負けを喫したが、大晦日は斎藤裕に一本勝ちして再起を飾った。キャリア32勝のうち、28が一本勝ちと驚異的な極めの強さを誇る。
対するアーチュレッタは元ベラトールバンタム級王者。昨年7月には、扇久保博正に判定勝利してRIZINでもバンタム級王座を獲得。しかし、大晦日の朝倉海戦で体重超過により王座はく奪、試合でもKO負けとなった。今回は1つ上のフェザー級で、クレベルとの戦いに臨む。戦績は34戦29勝(11KO・1一本)5敗で、一本負けしたのは過去一度のみだ。
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