【RISE】元王者・直樹が復帰戦、5連勝中の麻火佑太郎と対決!「踏み台にならないよう頑張ります」=7.26
7月26日(金)東京・後楽園ホールで開催される格闘技イベント『RISE 180』の対戦カード発表会見が25日、都内にて行われた。[スーパーライト級(-65kg)3分3R延長1R]として、直樹(フリー/第7代ライト級王者/ライト級1位)と麻火佑太郎(PHOENIX/同級4位)が対戦することが決まった。
階級を上げて、約1年ぶりの復帰戦を行う元RISEライト級王者の直樹は会見で「踏み台にならないように頑張ろうと思ってます」と語った。
直樹は21年に秀樹を破りライト級王座を獲得。22年の山田洸誓戦以降は4連敗と苦しい状況は続くが、今回より心機一転フリーとなり、階級を上げての試合となる。
対する麻火は華麗な蹴り技を主体とし、高いディフェンス力で相手の攻撃をもらわずに攻めるスタイル。RISEで4連勝をあげてから、今年4月の『ONE Friday Fight58』に出場すると、35歳にして未だトップ戦線で活躍する“ムエタイレジェンド”セクサン・オー・クワンムアンからダウンを奪い、判定勝利で大金星を収めた。
伊藤代表はこの試合について「階級は65(kg)となります。年末に行われるGLORYとRISEのトーナメントもありますけども、ここの勝者はかなりインパクトを持って勝利をして9月の予選に出れるような状況となっておりますので、両選手にはインパクトを残す戦いをしていただきたいと思っております」と期待を込める。
会見で麻火は「リスペクトしてる直樹選手と試合を組んでいただけることを本当に嬉しく思います。今年目標に掲げているのが世界を獲るというところなので、インパクトを残して勝つことを今回の目標としてやっています。RISEの中心じゃなくてトップに行くつもりでやってきているので、そこを試合で見せたいと思います、期待しててください」と力強く話し、一方の直樹は「若手の踏み台にならないように頑張ろうと思ってます」と短くコメント。
互いの印象を聞かれ、麻火は「すごい強い選手だと思ってます。あとチャンピオンっていうのはただ強いだけじゃなくて、何か持ってる部分がないと絶対になれないと思ってますし、RISEのリングは国内最強のベルトだと思ってるので、そういった選手と戦えることを本当に嬉しく思います」とまるで打ち合わせたかのような回答。
これを聞いた直樹は「別に裏金渡してるわけじゃないんだけどね、すごい褒めてもらって(笑)。麻火君は前に実は練習したこともあっ て、将来的にRISEのトップでやってく子だと当時から思ってたんで、まさか戦うとは思ってなかったけど、感慨深いものがあります」と以前に練習したこともあるようだ。
話題はファイトスタイルに移り、麻火は「直樹選手は距離感とか間が上手い選手で、その相手にあったスタイルを練習しているので、今回また新しい試合ができるかなと思います」と評し、直樹に対するスタイルを練習しているという。
直樹は「すごい上手だなと思いますよ。なかなか無いスタイルというか珍しいですよね。蹴り技もテコンドー出身だからすごく多彩だし、パンチも速くてかっこいいなと思います。もう俺1年以上開いちゃってるからね本当に(笑)。自分のスタイル忘れちゃったから、人のスタイルどうこうじゃなくて。ちょっと不安ですけど頑張ります」と弱気な発言も見せる。
年末のトーナメントについてどのような思いがあるか尋ねられ、麻火は「発表されてから僕の目標はそこで世界を獲るっていうところ。出場じゃなくて絶対に獲る覚悟でずっとやってきてるんですけど、今回直樹選手に勝つことで価値がつくかなと思うので、インパクトを残して誰が見てもあと1枠は麻火かって思ってもらえるような試合をしたいと思います」と気合十分。直樹は「いや俺は1年3ヶ月ぶりで急にトーナメント出させろなんて別に思ってないから、トーナメントどうこうってのは正直考えてないです」とした。
終始あまり真剣に話していなかった直樹だが、試合をしていなかった期間については「正直ちょっとやめようかなとか思ってた時期もあったんですけど、僕と戦った選手の試合で刺激受けたりとか、やっぱもう1度やろうって思わせてくれる選手がいたんで、前向きになれました」と思いを吐露。それだけに、相当な覚悟を持って復帰戦に臨むことは間違いない。
5連勝と勢いに乗る麻火に対し、復活の足がかりとしたい直樹。試合はどんな決着を迎えるか、年末のトーナメントへ向けても要注目の一戦だ。
<決定対戦カード>
▼スーパーライト級(-65kg)3分3R延長1R
直樹(フリー/第7代ライト級王者/ライト級1位)
vs
麻火佑太郎(PHOENIX/同級4位)
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