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【K-1】王者・金子晃大、“強靭ボディ”で計量パス!「日本人の強さ見せる」=-55kgT

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2024/07/06(土)UP

王者・金子晃大が計量パス

 7月7日(日)東京・国立代々木競技場第二体育館で開催される格闘技イベント『K-1 WORLD MAX 2024』の前日計量が6日、都内にて行われた。
 -55kg世界最強決定トーナメントに出場する、K-1スーパー・バンタム級王者・金子晃大(K-1ジム自由が丘/FROG GYM)が54.9kg、相手のカン・メンホン(カンボジア)が54.8kgで計量パス。その他のトーナメント出場選手も無事に計量をパスした。

【フォト】金子の強靭ボディ!その他出場選手の計量も

 トーナメントは8人制で日本人4人と外国人4人の編成。明日の大会で一回戦、9月大会で準決勝と決勝が行われる。

 金子は昨年9月に玖村将史との3度目の対決を制し、12月はラン・シャンテンから判定勝利。今年3月には、RISEのリングに乗り込み鈴木真彦へのリベンジも成し遂げた。一回戦では、IPCCクンクメール世界-54kg王者カン・メンホンと対決する。クンクメールはカンボジアの格闘技で、タイのムエタイとほぼ同じルールで行われているものだ。

計量パスした両者

 計量後の会見でメンホンは「今の状態はすごく良いです。金子選手は良い選手だと思います。しかし我々クンクメールが勝たせていただきます」と勝利宣言。金子は「感謝とリスペクトを持った上でしっかり相手を倒そうと思ってます。日本人としての強さを見せたい」と意気込んだ。

 トーナメント出場選手の計量結果と各試合の見どころ、そして会見での意気込みは以下の通り。

<計量結果>
▼第14試合 K-1 WORLD MAX 2024 -55kg世界最強決定トーナメント・一回戦/3分3R・延長1R

金子晃大(27=K-1ジム自由が丘/FROG GYM/K-1 WORLD GPスーパー・バンタム級王者)→54.9kg
vs
カン・メンホン(22=カンボジア/Kun Khmer International Fight Gym)→54.8kg

▼第13試合 K-1 WORLD MAX 2024 -55kg世界最強決定トーナメント・一回戦/3分3R・延長1R

玖村将史(25=K-1ジム五反田チームキングス/元Krushスーパー・バンタム級王者)→55.0kg

vs
アントニオ・オルデン(32=スペイン/El Origen Thaimartin/Orden Team)→55.0kg

玖村将史(左)とアントニオ・オルデン

 玖村は昨年3月にRISE・鈴木真彦から勝利。9月は金子の持つK-1スーパー・バンタム級王座への挑戦するも、延長で判定負け。今年3月にルカ・チェケッティから判定勝ちを収め、世界一を狙う。
 対するオルデンは、7つのタイトルを持つベルトコレクター。23年10月には『ONE Friday Fights 36』でポンシリ・スージーバミーキアオから判定勝ちを収めている。

玖村
「試合決まってからやれることはやってきたので、楽しみにしててください。明日はしっかり倒します」
オルデン
「明日は楽しみにしています。玖村選手は素晴らしい選手だと思っていますが、勝つのは私です」

▼第12試合 K-1 WORLD MAX 2024 -55kg世界最強決定トーナメント・一回戦/3分3R・延長1R

璃明武(23=K-1ジム総本部チームペガサス/Krushスーパー・バンタム級王者)→55.0kg

vs
アンジェロス・マルティノス(22=ギリシャ/FFK-POLITIS TEAM)→54.7kg

璃明武(左)とアンジェロス・マルティノス

 璃明武は今年3月に倉田永輝をKOで下し二度目のKrushスーパー・バンタム級王座を防衛したばかり。対するマルティネスは昨年9月のK-1横浜大会に初参戦を果たしたISKAの世界タイトルを保持するギリシャの若き実力者。K-1フェザー級王者・軍司泰斗に判定負けを喫したものの、最後まで苦しめた強豪だ。

璃明武
「明日に向けて準備してきたので勝つだけです。思ったより身長差は無かったのでそこはやりやすいのかなと思います。しっかり圧倒したい」
マルティネス
「明日はとても素晴らしい日になると思う。今まで待ち望んでいたものを実現するために努力したい。(璃明武は)とても強い選手だと思ってるけど、あくまでも彼との戦いは次に上がるためのステップに過ぎない。明日はベストを尽くしたい」

▼第11試合 K-1 WORLD MAX 2024 -55kg世界最強決定トーナメント・一回戦/3分3R・延長1R

大久保琉唯(19=K-1ジム・ウルフ TEAM ASTER)→54.9kg

vs
ジャオ・ジェンドン(19=中国/深圳盛力人和ファイトアカデミー/CFP)→54.7kg

大久保琉唯(左)とジャオ・ジェンドン

 大久保は昨年9月の初代Krushフライ級王座決定トーナメントを制し、プロ4戦目にして王座戴冠。23年からバンタム級に階級を上げ、今年3月に壬生狼一輝を破った。
 相手は、大久保と同じ19歳にして戦績25勝(3KO)1敗のジェンドン。身長も175cmで大久保の176cmとほぼ同じという好敵手だ。

大久保
「明日に向けてずっと勝つ練習をしてきたので明日が楽しみです。今日初めて相手と会って、思ったより身長が高いっていうのはあったけど、ぶっ倒してやるという気持ちです」
ジェンドン
「(相手に対し)特に大きな印象はなく、とにかく明日のリングで拳を交えて皆さんにエキサイティングな試合を見せたいと思います」

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