2024/07/09（火）UP
（最終更新：2024/07/09 20:32）

海人がドラゴミール・ペトロフ（パネルの選手）と対戦する

　8月17日（土）東京・後楽園ホールで開催される格闘技イベント『SHOOT BOXING 2024 act.4』の対戦カード発表会見が9日、都内にて行われた。
　決定したのは、SB世界スーパーウェルター級王者・海人（TEAM F.O.D）と元GLORYライト級6位のドラゴミール・ペトロフ（ブルガリア）の一戦。会見に登壇した海人は「圧倒して勝つのが当たり前だと思ってるので、しっかり倒してKOしたい」と力強く語った。

【動画】これが海人の相手、ペトロフの豪快KOシーン！

　海人は“SBの最高傑作”であり、SBやRISE、KNOCK OUT王座を次々と戴冠。今年2月にペットモラコット・ペッティンディーアカデミーに延長判定負けも、4月のダイレクトリマッチを制しリベンジ＆SB世界タイトルを死守した。6月の前戦では、元GLORYライト級9位のアルマン・ハンバリアンからTKO勝利を収めた。
　昨年8月に敗北したGLORY世界ライト級王者ティジャニ・ベスタティへの雪辱を1番に目指す海人にとっては、前回に続いて着実に勝利を手にしたいところだ。

　今回の相手となるペトロフは元GLORYライト級6位で、SENSHI-70kg王者の実績を持つファイター。主催者を通じて「日本で戦うことは目標の1つだったので、とても嬉しく思っている。海人はとてもレベルの高い日本で最高の選手だと思っている。自分の力を100%出して戦い日本のファンの記憶に残る試合を見せる。そして今回の試合が日本での俺の新しいストーリーの幕開けになる」と意気込みを寄せた。

会見でコメントする海人

　会見で海人は「前回9位の選手と戦って次6位の選手なんですけど、これも前回と変わらずレベルの差をしっかり見せて、圧倒して勝つのが当たり前だと思ってるので、しっかり倒してKOしたいです。（狙う）相手はベスタティだけなのでそういう試合を見せたい」とKO勝利でベスタティへのリベンジに繋げるとコメント。

　相手の印象については「体の強いインファイター、外国人に多いファイトスタイルかと思います」と話し、警戒する点はあるか聞かれるも「ハッキリ言って無いです、レベルが違いすぎると思ってるので」と絶対の自信をのぞかせる。

　また記者から、前戦ではフィジカルやパワーが上がった印象を受けたが、練習で意識してる部分はあるか尋ねられ「フィジカルのトレーナーにも見てもらってますし、パワーある選手にどう返していくかずっと練習してきたので、それが試合で出せるようになってきた。器具を使ったトレーニングはほとんどしてなくて、体の芯から強くしてる」「パワーよりもキレとかスピードをメインに練習してて、それが戦い方にバチっとハマってきた」と自身の成長を分析した。

　その海人がリベンジを狙うベスタティは2階級制覇を目指し、今月21日の『GLORY93』で階級を1つ上げて、前GLORYウェルター級世界王者のエンディ・セメリアと対戦する。そこに関しては「純粋に楽しみな気持ちが多いです。77kgの階級でどういう戦い方をするのか勉強しつつ、倒したい相手でしかないのでそこも含めて試合を見たいと思います」と良い研究材料にするとした。

　会見で自信たっぷりに話した海人、前回を超えるような衝撃KOを期待したい。

＜決定対戦カード＞
▼70.0kg契約
海人（TEAM F.O.D/SB世界スーパーウェルター級王者）
vs
ドラゴミール・ペトロフ（ブルガリア/元GLORYライト級6位/SENSHI-70kg王者）

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