井上尚弥、ドヘニーを完封宣言!WBAから別選手の指名も交渉、王座は剥奪ならず
9月3日、有明アリーナにて、プロボクシング世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(31=大橋)がWBO世界同級2位で元IBF世界スーパーバンタム級王者テレンス・ジョン・ドヘニー(37=アイルランド)と対決すると16日に都内で行われた会見で発表され、井上はドヘニーを完封宣言、気になるWBAのベルトについても言及した。
【フォト】豪華にセットされた会見会場、井上、武居が登場した模様
井上はドヘニーについて「気の抜けない相手だと思う」と語っていたが、その後に行われた囲み取材では「試合終わって少ししてからドヘニーというのは聞いていた。そこに向けて(練習を)していた」と前回のネリ戦が終わって今回の試合を意識しながら練習していたことを明かした。
今回の試合のテーマについて聞かれると、「触れさせずというのがもちろんのテーマ。前回のネリ戦も1ラウンドのダウンを除けばパンチを貰ったかなというくらい完封だった。今回も同じくらいの気持ちで完封したい」と意気込んだ。
また井上は先月13日にWBAから9月25日までに同級1位のムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)との指名試合を行うよう通達を受けたが、これまで交渉を続け決定したとも言われてきたドヘニー戦を優先した形となった。
報道では指名試合を断ったことで、WBAのベルトが剥奪されるのではないかと心配されていたが、会見後の取材で大橋会長は、「WBA王座は保持できることになった。」と話し、「いろいろ交渉とかがあって。スーパー王者の指名期限が18ヵ月という話には何かその中でも色々あるようで、僕もその辺は分からないけどはっきりとした定義がないみたいですね。」と語った。
WBAのベルトを引き続き保持できることについて井上も「気持ちとしては(持っていないのとでは)違う。どうせ防衛戦をやるんだったら4本持って入場した方が自分的にも気持ちいいです」と表情を引き締めた。
今後グッドマン、アフマダリエフとの試合はあるのか。記者がこの2人はクリアせねばならない相手なのか尋ねると大橋会長は、「そうですね」と認めたうえで「ちゃんとしっかり交渉ができる選手と」と対戦の可能性があることを語った。アフマダリエフは“井上逃げるな”と挑発しながら対戦要求していることに対し「特にこだわっていない。」とも。
もしドヘニーに勝利すれば次の相手は誰になるのか。次戦は9月だがもう1試合強豪とピリピリするような試合が年内にあるかもしれないと期待される。
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