田中恒成、体重超過の挑戦者の思い伝える、今後は「統一戦は不利だとわかっているが…」
7月20日(土)、東京・両国国技館にて開催されたプロボクシングイベント『Prime Video Presents Live Boxing 9』では、WBO世界スーパーフライ級(52.1kg以下)王者・田中恒成(畑中)が初防衛戦予定も、相手の同級12位ジョナタン・タイタン・ロドリゲス(以下タイタン=メキシコ)は55kgで2.9kgオーバーとなり試合を断念。
大会中、田中がリングに上がりマイクで今回の経緯や、相手のジョナタンの言葉を伝えた。そして今後の展望についてもメッセージした。
【フォト】相手の3kgオーバーボディ、田中はバキバキマッスルボディで睨み合い
田中はリングに上がると感謝と謝罪を述べ「今回の試合の経緯と僕の気持ちを話そうと思ってここに来ました」と語り出す。
田中は「相手が2,9kgオーバー、2時間の猶予が与えられた再計量までに運動をして汗を出そうとしたのですが、痙攣して断念」と経緯を説明する。
続けて「畑中会長も3kgも上の2階級も上の選手と試合をさせることは出来ない。また外国人選手が日本に来て世界戦をやる時に、なんだかんだ世界戦が行われてしまう。そのなめられるというのを辞めるために今回話し合ってこの決断に至りました」と今後のためにも中止したと語った。
また今日の昼にジョナタンに会いに行ったと言い「ジョナタンの言葉としては、4階級とった偉大なチャンピオンと戦ってチャンピオンになるのが夢だった。けれどその舞台にも立つことが出来ずに、田中選手にもファンのみなさまにも関係者にも大変申し訳ない。3歳の子どもの父親だが、子どもに対しても自分に対してもとても恥ずべき行動をしてしまったと落ち込んでいました」とジョナタンの言葉を伝える。
そして今後の話として「すべて捉え方次第と思います。せっかく皆さんの前に立ったので今後の話もします。今スーパーフライ級はバム(ジェシー・ロドリゲス)、フェルナンド・マルティネス、世界的に評価の高い選手が揃っています。予想が不利だということもわかっています。ただここに挑まなければ。必ず実現させたいと思ってますし、その統一戦が実現するまで防衛戦勝ち続けます」と統一戦まで勝ち続けると宣言した。
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