安保瑠輝也、パッキャオと対等に戦えた理由は”徹底した作戦”、パッキャオは「体格差」に苦戦
7月28日(日)『超RIZIN.3』(さいたまスーパーアリーナ)の[RIZINスタンディングバウトルール:3分3R(69.0kg)]では、安保瑠輝也(MFL team CLUB es)が、マニー・パッキャオ(フィリピン)にバランスを崩させる場面も見せ大健闘。
安保は試合後インタビューで「練習した想定通り」とレジェンドに善戦した戦略を語った。
【フォト】安保の強烈フックがパッキャオにヒット!パッキャオも左ボディを入れる激闘
試合では安保が前後左右へとステップを踏んでは、突如ワンツーやフックを当ててゆく。終始様子見気味でエンジンのかからないパッキャオに、3Rには安保がフックで何度もパッキャオのバランスを崩させる殊勲ファイトを展開した。
エキシビションマッチのため、KOが無い場合はドローとなるも、パッキャオ本人や、リングサイドにいたライアン・ガルシアも安保の健闘を称えた。
安保は試合後のインタビューに「ボクシングをやっている、やってきた選手は、安保は1Rで倒されるし、パンチも一発も当たらないし、一発殴られたら終わるみたいに言われてきて、それは絶対に覆してやろう」と発奮していたとコメント。
また、実際に対峙してみて「練習した想定通り」と明かす。
安保はリングに上がった時に、76か77kgだったと言うが「体格差だけでどうこうできるような相手ではないとわかっていた」と語る。
安保の身長が185cmに対し、パッキャオは166㎝と約20cmの差がある。
続けて「でかいだけで前にガンガン出てくる選手だったら、パッキャオ選手は止まってる状態だったら面白いように打つ。そうならないように足も機敏に動かして、入ってくるならその分だけ下がって。しかもまっすぐ下がるんじゃなくて、自分の立ち位置、ポジションで避けながら打つ」とステップが作戦の軸だったと言う。
さらに「下がるだけじゃなくて、次は自分のフィジカルを生かして、相手が入ってくるタイミングで頭を相手の胸の所にぶつけ、距離を潰してフィジカルを生かす」と接近戦では体格を生かしディフェンスした。
そして「駆け引きの段階で疲れさせて、うまくいかんなと思わせておきながら、自分がつ次に前に行ける段階に入ってくる」と攻守の切り替えを重視していたと語った。
一方のパッキャオは、今回の苦戦の理由を「鈴木(千裕)から、大型の安保に変更され、対応しづらかった」と安保の大きな体格に対策不足だったとコメント。
またRIZINのリングと、ボクシングのマットの違いを指摘し「やりにくかった」とも語っている。
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