「ヘビー級のパッキャオだ!」19歳WBOインター王者が猛烈連打で2R KO勝利、“最年少世界王者”めざす
7月27日(土・現地時間)英国ロンドンにて行われたプロボクシング[WBOインターコンチネンタルヘビー級王座タイトルマッチ]で、19歳の若き王者モーゼス・イタウマ(英国)が2R、ヘビー級離れしたステップと連打で鮮烈KO防衛。
そのスピードや動きに「ヘビー級でこのスピードは反則」「ヘビー級のパッキャオだ!」驚嘆する声が並んだ。
【フォト・動画】”パッキャオばり”の連打でKO勝利!相手は成すすべ無し
イタウマは22年のIBAヘビー級ユース世界金を獲得したアマチュアエリートで、Boxrecによるとアマ無敗。
昨年1月にプロデビューすると10戦無敗(8KO)、うち1RKOを6度、2RKOが2度と強烈な決定力を持つ。
今年5月にはWBOインターコンチネンタルヘビー級王座も獲得した。
身長191cmのサウスポーで、軽やかなステップを駆使し、接近しては鋭く止まらない連打を打ち込み続ける。
今回の相手は44歳のマリウス・ワッハ(ポーランド)で、12年にはウラジミール・クリチコの統一王座に挑戦し、判定まで持ち込んでいる。身長203㎝の体躯で、戦績は38勝(20KO)11敗。
試合は1Rからサウスポーのイタウマが、軽快なリズムでジャブ、ワンツーと手数で圧倒。
2Rではギアを上げ、左右へのピボットステップから繰り出される連打で翻弄、コーナーに追い詰めては右でダウンを奪う。
最後もコーナーに追い詰めとめどない上下のフック、アッパーでレフリーストップに追い込んだ。
イタウマはマイク・タイソンの持つ20歳4ヶ月という、最年少での世界ヘビー級王座戴冠記録を破ることを目指している。
昨年は1年で7試合を行い、今年も既に3戦目、ハイスペースで試合を重ねる。
イタウマは「クリチコも、ディリアン・ホワイトもワッハをKOすることが出来なかった」とタフなワッハを2RKOしたことに自信を持つ。
次戦は複数団体のヘビー級ランカー、ジャーメイン・フランクリン(米国)との試合が展望されている。
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