”性別問題”女子ボクサー・へリフがメダル確定!彼女を「男」と広めた超有名ユーチューバーら続々と謝罪
8月3日(土・現地時間)フランス行われているパリ五輪の[女子ボクシング ウェルター級(66㎏)準々決勝]では、性別問題が議論されているイマネ・ヘリフ(アルジェリア)が5-0判定勝利。ボクシングは3位決定戦は無く、へリフは銅メダル以上が確定した。
へリフはネットで「男が性別を偽っている」「(性別を変更した)トランスジェンダーだ」と出場を批難されていたが、現在は女性であることが徐々に周知されはじめ、ネットでは有名YouTuberローガン・ポールをはじめ、謝罪する者が続出している。
【フォト】彼女の美マッチョなボディ!ローガン・ポールの謝罪文も
へリフは1日、シードの2回戦でイタリアのアンジェラ・カリーニと対戦するも、相手が開始46秒で棄権で勝ち上がり。相手陣営はへリフの性別へ疑義を主張していた。
3日の準々決勝ではハンガリーのアンナルツァ・ハモリと対戦し、全回一致で判定勝利。
へリフは勝利後、涙を流し陣営と抱き合い、会見でも「私は女性であり、これからも女性であり続けるということを全世界に伝えたい」と語っていた。
へリフやフェザー級で勝ち進んでいる台湾のリン・ユーティンは、23年のIBA世界選手権での検査数値が”高すぎる”とされ、失格となっている。
このIBA会長のウマル・クレムレフ氏(ロシア)が、両選手が”XY染色体(男性)”を持っていたと語っていたことから、ネットでは「男性が女子の試合に出場している」と炎上していた。
しかしその後、IOCの広報やバッハ会長は「へリフが女性であることには科学的なコンセンサスがある」「女子であることに疑いの余地はない」と声明を出すなどし、2人が女性であることが次第に周知されはじめてきた。
世界的に有名なYouTuberローガン・ポールは当初、1日のXで「戦う女性を世界的な舞台で殴り、彼女の人生の夢を打ち砕く男がいた。この悪を終わらせなければならない」とへリフを男だと記していた。
しかし翌2日「私はこのXに、誤った情報を広めた罪を犯したかもしれない。情報によればイマネ・へリフは生物学的には女性として生まれたという」と元投稿を削除し、謝罪・訂正している。
そしてへリフ陣営がインスタに「銅メダル確定!次へ!」と投稿すると、コメントでは「私は以前、あなたが男だと言う情報を間違って配信してしまった。今では深く謝罪し、応援しています」と誤情報を伝えたという男が謝罪。
さらに「イタリア人を代表して謝罪します」「ほとんどのイタリア人はあなたを応援しています!」と前戦で棄権したイタリア選手の母国からの謝罪や応援の声が並んでいる。
へリフを失格としたIBAは、この騒動を受け「2つの信頼出来る、独立した検査機関を理由に失格とした」と改めて発表したが、検査内容は秘匿とし、公開を拒否している。
またIBA幹部のボリス・ファン・デル・フォルスト氏は「この両選手を男性、トランスジェンダーという言葉で話すことは、敬意を示すことではないということを強調したい」とAP通信で語っており、現在IBA内でも意見が割れているようだ。
へリフは次に、6日の準決勝でタイのジャンジャエム・スワンナペンと対戦する。
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