【ボクシング】亀田和毅、ドラミニとの再戦へ計量パス!進化した“攻撃的スタイル”で雪辱誓う
8月24日(土)大阪・大和アリーナにて開催のプロボクシングイベント『3150 × LUSHBOMU vol.1』の前日計量が大阪市内で行われた。メインイベントの[IBF世界フェザー級(57.1kg)指名挑戦者決定戦]に出場する、同級3位で元世界2階級王者の亀田和毅(TMK)は100gアンダーの57.0kg。対する同級2位のレラト・ドラミニ(南アフリカ)は56.8kgで、両者とも計量を一発パスすると仕上がったボディでマッスルポーズを決めた。
その後に行われた会見で、亀田は「今のスタイルを出したら、間違いなく熱い試合になる。明日は俺の仕事をするだけ。今回は自分が進化したところを見せるので楽しみにしておいてください」と意気込んだ。父・亀田史郎トレーナーと再コンビを結成し、約8カ月間で作り上げてきた攻撃的スタイルで、昨年10月に僅差の判定負けを喫した相手への雪辱を誓った。
対するドラミニは、静かな口調で「明日の再戦でも10カ月前と同じように自分が勝つ。何度やっても自分が勝つだけ。日本のボクシングファンに良い試合を見せるだけ」と強気の返り討ちを宣言した。
プロ戦績は亀田が45戦41勝(23KO)4敗、ドラミニが22戦20勝(11KO)2敗だ。IBF世界同級王座は今月10日、アンジェロ・レオがルイス・アルベルト・ロペスを失神KO勝利し王座交代となっている。念願の世界戦に近づけるのはどちらか。
また、セミファイナル[48.6kg契約10回戦]に出場するWBC世界ミニマム級2位の重岡優大(ワタナベ)は48.4kg、対戦相手のWBO世界ミニマム級12位サミュエル・サルバ(フィリピン)は48.2kgで計量パス。
今年3月に自身が保持していたWBC世界ミニマム級王座を失ってからの再起戦となる重岡は「3月に自分が負け、7月には弟(前IBFミニマム級王者・重岡銀次朗)が負けて、自分たち兄弟はどん底を味わった。ここからは上に這い上がるしかない。もう一度、重岡兄弟は強いというところを見せたいと思う」と力強い意気込みを語った。
第5試合の[52.5kg契約10回戦]に出場する、WBO世界スーパーフライ級1位のKJ ・カタラジャ(フィリピン)は52.1kg、WBO世界バンタム級11位の健文トーレス(TMK)は52.4kgで計量をクリア。
元天才少年ボクサーのトーレスは、父がメキシコ人で元ボクシング世界王者のヘルマン・トーレス、亀田三兄弟と幼なじみ、そして刑務所収監歴が計11年半という波乱万丈の人生を送ってきた。明日の決戦に向けては「初めて52.4kgまで体重を落としたけど、計画的に進めれば物事できないことはない。相手が強いのは分かっている。でも明日は自分の人生をかけて勝ちます。自分はボクシングを好きなんだということが分かる試合をお見せできればと思います」と決意を語った。
亀田興毅プロモーターは、「和毅、優大選手、健文選手は3人とも勝てば、次は世界戦。この3試合は世界ランカー同士、必ず面白い試合になるのでお楽しみに。3150FIGHTとLUSHBOMUが合体して初のイベントになりますが、好カード揃いのボクシングに音楽 ・グルメと、見どころ盛りだくさんのイベントなので、ABEMAで視聴される方にも、ご来場される方にも存分に楽しんでいただけると思います」と記念すべき1回目のイベントへの自信を示していた。
なお、明日は全8試合が予定されており、出場全選手が計量をパスしている。
▶次ページは【フォト】2人のクッキリ割れた腹筋、盛り上がる力こぶ!
- 1
- 2
- ≪ 前のページへ
- 次のページへ ≫
●編集部オススメ
・【テレビ・配信】8.24『3150 × LUSHBOMU』生中継・放送・配信情報
・亀田和毅と再戦のドラミニ「彼をKOし、引退させる」和毅のスタイルチェンジにも「準備は万全」
・「なんでこんな強い相手を」重岡優大の相手は3連続KO中、相手を半回転KOも
・“世界戦なるか!”刑務所暮らし計11年を経て、36歳・健文トーレスが夢への最後の挑戦
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします
TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
Follow @efight_twitインスタグラムでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!