メイウェザーが交代させたレフェリー、井上尚弥vsフルトン戦でも…「彼は最低だ」(フルトン)
8月25日(日本時間)にメキシコで行われたボクシングマッチ[メイウェザーvsゴッティ3世]では、メイウェザーが試合中に自身のパンチをラビットパンチと判断したレフェリーに激怒。レフェリーが途中交代する事態となった。
このレフェリーは昨年7月に行われた[井上尚弥vsフルトン]でもリングに立っていたが、フルトンがSNSで「彼は最低だった」と、井上尚弥戦でのレフェリーのある”ミス”を告発している。
それはフルトンが最初のダウン時、グローブを一瞬床についたが、ダウンコールをしなかったため、井上に強烈な追撃を許し大きなダメージを負いダウンに至ったことだった。
【フォト・動画】これが問題のレフリーの顔、井上戦で問題のダウン
まず、先日のメイウェザーの一件だ。25日、元プロボクシング世界5階級制覇王者のフロイド・メイウェザー・ジュニア(47=米国)が、“超大物マフィアボスの孫”ジョン・ゴッティ3世とエキシビションマッチを行い、圧倒的な実力差を見せつけた。
しかし2Rに事件が起こっていた。メイウェザーが右のロングフックを放つと、それが後頭部へのラビットパンチだとレフェリーが注意。するとメイウェザーは激怒しレフェリーに「出て行け」と絶叫。リング上は一時騒然となったが、なんとレフェリー交代で事態は収まった。
この前代未聞の事件はネットで話題になっていたが、翌26日に元2団体王者スティーブン・フルトンが「試合に負けていないと言っているわけではない。聞いてくれ。この審判は、僕のグローブがキャンバスに触れた後に井上にまた殴らせた審判と同じだ。警告も何もなかった。最低な審判だ」と告発。
フルトンは昨年7月の井上戦で、8Rに井上の右ストレートをもらい、グローブを一瞬マットにつきヒザを落とす。その後、井上の左で完全にダウンした。
その後、立ち上がったフルトンだが、井上の連打で再度ダウン、TKO負けしている。
この最初のダウン前に、一度グローブが床に触れ、ダウンのはずだったが、レフリーがダウンコールをせず、さらに井上への注意もなかったと、フルトンは怒っているのだ。
このレフェリーの名前はヘクター・アフ。20年以上のキャリアを持つが、22年の[デビン・ヘイニーvsジョージ・カンボソスJr]でもヘイニーの度重なるクリンチに何の注意も無かったと批判されていた。
また昨年2月の[ジェイク・ポールvsトミー・フューリー]でもレフェリーを務め、しかし試合中に何度も中断や、軽微と思われる反則で両者に減点を行い、さらにダメージの認められないジェイクに「まだ戦うつもりか?」と口頭で質問するなど批難されるなど、悪評も高い。
フルトンの投稿には「審判は(フルトンが)手をついた瞬間コールすべきだった」とアフを批難するものもあったが「これは誰でも間に合わなかったんじゃないか…?」と井上のあまりのスピードに止める隙もなかったと擁護する声も。
また「せめて(フルトンに)回復する時間をあげてほしかった」とのコメントもあった。
ネットではメイウェザーが権力で、アフを”解雇”したという声があるが、アフ自身が辞退、または委員会が交代させたのではという推測もある。
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