【DEEP】魚井フルスイングが計量パス「格闘技界しょーもないことで盛り上がってる、本物を見せる」

2024/09/07（土）UP
（最終更新：2024/09/09 11:10）

　9月8日（日）、東京・ニューピアホールで開催される『DEEP TOKYO IMPACT 2024 4th ROUND』の前日計量が、7日、都内にて行われ、メインイベント（第12試合）DEEPバンタム級5分3Rに出場する魚井フルスイング（和術慧舟會HEARTS）が61.40kg、梶本保希（パラエストラ八王子）が61.50kgで、ともに計量パスしてマッスルボディを披露。全選手が計量を無事に終えた。
　なお、DEEPのタイトルマッチおよびキャッチウェイト以外の階級制の試合は、0.5kgの許容重量が認められている。

【フォト】魚井のフルスイングボディ！梶本の割れた腹筋、全計量結果

　魚井は“フルスイング”のニックネーム通り、左右の豪快フックが武器のMMAファイター。思い切り振り回す豪腕で一時は8連勝・5連続KOを挙げたが、4連敗となり、『RIZIN.47』の梅野源治戦ではキックルールに挑戦するもダウンを喫して判定負け。ところがヒジ打ちでのダウンに試合後、バッティング疑惑が浮上し、一時期SNSを騒がせたことがあった。

　対する梶本は、23年3月に行われたJ-MMA ROOKIES CUPフェザー級一回戦で左海清之から判定勝利。5月の準決勝は黒井海成に判定負け、9月は木下カラテの打撃をもらってしまいKO負け、12月にはTATSUMIに敗北し3連敗も、今年5月にフェルナンドを破り再起したばかりだ。

　計量を終えた魚井は「バチバチにやり合いたいと思います。今、格闘技界はしょーもないことで盛り上がっていると思うので、全員で本物の格闘技を見せて楽しんでもらえたらなと思っています」とドーピング問題で揺れる日本の格闘技界の暗いニュースを吹き飛ばすための試合をしたいと宣言した。

　梶本も「明日はバチバチに殴り合って、メインに相応しい試合をします」と殴り合うことを約束。2人の覚悟からは、明日のDEEPで激しい試合を見せてくれることを感じさせた。どちらが勝つにしても、メインで盛り上げてくれそうだ。

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