【RISE】麻火佑太郎、世界王者チャド・コリンズ攻略なるか!「KOで勝つなら1R」
9月8日(日)神奈川・横浜BUNTAIにて開催される『RISE WORLD SERIES 2024 YOKOHAMA』の第11試合[Super Fight! スーパーライト級(-65kg)3分3R延長1R]で、チャド・コリンズ(オーストラリア/Strikeforce/第2代RISE世界同級王者)と対戦する、麻火佑太郎(PHOENIX/同級4位)の試合前インタビューが主催者を通じて届いた。
麻火はテコンドーをバックボーンに持ち、日本ムエタイ界の至宝・梅野源治の後輩。今年4月に行われた『ONE Friday Fights 58』では、ラジャダムナンスタジアムのMVP獲得経歴があるセクサン・オー・クワンムアン(タイ)から2Rにダウンを奪い、判定勝利を飾った。そして7月の前戦はフランクちゃん(タイ)に2R KO勝ちで現在6連勝中と勢いに乗っている。
対するチャドは、昨年12月にペットパノムルン・キャットムーカオ(タイ)との激闘を制して、第2代RISE世界スーパーライト級王者となった強豪。しかし今年3月、ノンタイトル戦でミゲール・トリンダーデ(ポルトガル)にまさかの1R KO負け。それでも6月にオーストラリアで、ルンキット・ウォーサンプラパイ(タイ)に2R KO勝ちを収め、WMO世界スーパーライト級王者に輝いた。
対戦カード発表会見で「今RISEで戦える相手でこれ以上の相手はいない」と話していた麻火。印象は会見の時から変わっていないか聞かれ、「印象自体は変わらないですけど、チャド・コリンズ選手に対しての自分が勝つ自信は日に日に増しているので、どれだけ100%に持っていけるかが肝ですね」とし、「僕のスタイルは他の日本人にはないスタイルですし、チャド・コリンズ選手はムエタイスタイルだったり足のステップを使わない日本人選手に勝ってきているので、僕がチャド・コリンズ選手の勝ち方を皆さんに教えます(笑)」と胸に秘めた自信をのぞかせる。
チャドは相手をしぶとく削る戦い方をするが、その点については「正直セクサン選手よりも圧力が強いと思いますし、自分が想像している以上のものがあると思いますが、僕も日に日に成長している自覚があります。今は対峙した時の楽しみの方が大きいので、上手くいなして自分のスタイルで戦いたいです」と対策は万全の様子。
また、先日の会見では「体の強さでは正直勝てない」という話もあったが、「フィジカルで勝とうと思っていないだけでフィジカルは強化しています。ここに来る前にもフィジカルトレーニングをして来ましたし、本当に毎日毎週成長しているのでそこまでフィジカルに差は出ないと思うんですけど、フィジカルだけで勝負をすると差が出てしまうかなと思っています」と分析。
具体的には「とにかく心拍が高い状態でも動いて、しっかり呼吸を戻す」というトレーニングを行なっており、「どれだけ攻めてもしっかり回復するということを意識しています」とスタミナ強化がメインのようだ。
先輩である梅野からアドバイスはあったかとの質問には「梅野選手からは強い選手だけど勝ったら大きいよねと言ってくれています。自分はまだ知名度もないですし、SNSもキャラクターがあるわけではないので、しっかりと強い選手に勝っていく事で自分の価値を上げていきたいです。勝っていって梅野さんのような世界に羽ばたける、世界を獲れるような選手になりたいです」とコメント。
勝つならKOか判定のどちらになりそうか聞かれると「KOで勝つなら1ラウンドで、判定だったらもらわずに当てるスタイルを徹底して勝つと思います。中には自分の攻撃もしっかり効かせる場面があると思うので、どちらかの展開になる可能性が高いと思います」と冷静に語る。
最後にファンへ向けて「しっかり仕上げて、何があっても必ず僕が勝つので、是非9月8日の僕の試合を楽しみにしていてください。よろしくお願いします」とメッセージを送った。
4月のセクサン戦に続き、今回も番狂せを起こすのか。セミファイナルの前に置かれたこの一戦からも目が離せない。
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