”空手女子”植草歩が引退会見、今後は指導者と”ぽっちゃり系”モデルの道へ
空手界のアイドル、16年の空手の世界選手権優勝者で東京オリンピック空手日本代表の植草歩(32)が24日、引退会見を行い、今後は日体大柏高校の空手部監督と、ぽっちゃり系のプラスサイズ雑誌のモデルを行うことを発表した。
植草は「空手とは私にとって成長させてくれたもの。8歳から始めた空手を32歳まで競技を続けることができて本当に幸せです。何度もやめようと思ったことがありましたが、ここまで大きな怪我もなく競技を続けられて、オリンピックという素晴らしい舞台で戦うことができました。今後は指導者として自分の生徒から日本一の選手を作ること、また海外の指導で自分の経験値を広めていけたら」と、今後は植草の母校、日体大柏高校の空手部監督(今月1日より就任)を主軸に指導者の道に進む。
また、指導者の傍ら、ぽっちゃり系女子の雑誌『ラ・ファーファ』のモデルになることも発表。「東京五輪後、食事制限せず、食べる量が多くなり太ってしまった」という植草。そんな中でこの話があり、空手以外の部分からも空手を広めるために挑戦してみようと思ったのだと言う。
引退の理由については、「東京五輪を目指してやってきて、次の五輪では空手が無いとなったときに、まだ空手ができる、身体が動かせる。オリンピックの負けのままで終わらせたく無いという自分もいたので、海外の試合を回って優勝することができ、(昨年の)プレミアリーグでも年間チャンピオンを取ることができました。だだオリンピック時ほど練習はしておらず、今年1月の(プレミアリーグ)パリ大会に出たんですけど、試合前も緊張しなかったですし、負けて『悔しい、次どうしよう』という気持ちが湧き上がらかったので、これは競技を続行するのは難しいなと思いました」と達成感とモチベーションの低下によるものだと説明した。
これまで何度も引退を考えたと言う植草。五輪という大きな目標があったからこそ頑張れた。植草は大学時代は全日本2位が最高位。大学卒業して引退する予定だったが、2020年の東京オリンピックに空手道が正式種目になる可能性がある為、現役続行を決めた。そして社会人1年目の2015年に全日本選手権で初優勝。以降、4連覇を達成。16年8月に空手が東京五輪の正式種目に。その2ヶ月後の世界選手権では68kg級で初優勝を成し遂げた。
世界ランキング1位も常連、そして東京五輪の代表選手に決まった。
五輪は組手女子61kg超級で1次リーグA組で2勝2敗の4位となり準決勝に進めなず、7位で終わった。
五輪後、半年ほど休養し、心身ともに回復させ、22年5月、モロッコの首都ラバトにて空手の国際大会「プレミアリーグ・ラバト」で見事優勝。 同年12月アジア選手権で優勝。
23年には数々の国際大会で優勝と上位入賞を続け、自身4度目の年間チャンピオンに輝いた。
競技人生の中で最も印象に残った試合は、17年の全日本では準決勝。残り4秒で齊藤綾夏の突きでポイントリードされる大ピンチも、残り1秒、植草が右上段回し蹴りを入れ逆転勝利。今回の会見では競技人生を通してこれが最も印象に残る試合だと語った。
空手をやって良かったことは多くの人や感動と出会えたことだという。今後、その出会いを活かし、空手を広めていく植草。指導者としてもタレントとしても今後の活躍に期待される。
(イーファイト 格闘技編集部)
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