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【RIZIN】王者サトシ、秒殺KOのきっかけは「相手のセコンドの指示」と明かす

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2024/09/29(日)UP

柔術家サトシが、まさかの打撃でKO防衛

 9月29日(日)『RIZIN.48』(さいたまスーパーアリーナ)のメインイベント[ライト級タイトルマッチ]では、王者ホベルト・サトシ・ソウザ(ボンサイ柔術)がルイス・グスタボ(EVOLUCAO THAI)に、1R 21秒KO勝利でV3を達成。
 強撃ストライカーのグスタボに、打撃で速攻したきっかけは「相手のセコンドの指示」を逆手に取ったと明かした。

【フォト】サトシのパンチが炸裂!KOの瞬間

 試合は1R、サトシが右ミドルで先制し、直後に右フックを連係。ダメージを受けたグスタボが体勢を崩すと、左ストレートを追撃。グスタボは倒れ、サトシがグラウンドに鉄槌で追うとフェリーが止め決着となった。

 サトシは試合後インタビューで、試合開始後、グスタボのセコンドがポルトガル語で「まだ行かなくてもいい、相手の動きを見て、まだ時間がある」と指示しているのが聞こえたと言う。

防衛成功し喜色満面

 そこでサトシは「相手は来れない、じゃあ私が行こう」と先手を取ったと明かす。
 グスタボについては「彼は打撃の選手。絶対一生懸命に来るし、打ってくる」と、いつかは打撃で来るだろうと読み「私のタイミングだ」と思って仕掛けたのだと言う。

 ミドルキックを蹴るフェイントをすると、グスタボは「右手を下げた」と言う。そして「試しに蹴ってみて、(その後のパンチも)当たらないと思ったけど、あれ?また右手を下げた」と思い、続くストレートパンチを入れてダウンを奪った。

 グスタボが倒れた時は「彼の目が、ちょっと(ここに)“いない”みたいだった。でも審判が止めないから、もう一回だけパンチを打ったら審判が入って」試合が終わったと言う。

 右ミドルキックからの右フック、さらに連打の後の左というコンビネーションは、打撃の師匠である元SB世界スーパーライト級王者の鈴木博昭と「色々練習していた」ものだとも。

 今回は35歳になってからの試合であり「35歳になってからベルトを失う選手が、世界中にたくさんいた」中で、不安な気持ちもあったと言う。サトシは「この試合は凄くプレッシャーあったから、すぐ勝つことが出来て本当に嬉しい」と喜びをあらわにした。

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