【RIZIN】榊原CEO、体重超過も一本負けのアーチュレッタに怒り!「あんな結果しか出せないんだったら…」
9月29日(日)さいたまスーパーアリーナで開催された格闘技イベント『RIZIN.48』の大会総括を榊原信行CEOが行った。
榊原CEOは前日計量で2.9kgと大幅に体重オーバーし、ラジャブアリ・シェイドゥラエフ(キルギス共和国)に一本負けを喫したフアン・アーチュレッタ(アメリカ)に対し、怒りを口にした。
【フォト】アーチュレッタがアームバーで一本負け、そして抗議に!
アーチュレッタは元RIZINバンタム級王者だが、昨年大晦日の朝倉海戦で体重超過により王座はく奪、試合でもKO負けとなった。今年6月の前戦からフェザー級に階級を上げたが、今回も体重オーバー。試合はシェイドゥラエフが勝った場合のみ公式記録となり、負けるか引き分けた場合の記録はノーコンテスト。また減点(レッドカード:50%減)が課された状態で試合開始となった。
試合では、1Rにバックを取ったシェイドゥラエフがアーチュレッタの腕を捉え、裏十字の形でアーチュレッタをタップさせ一本勝ちを飾った。
榊原CEOはアーチュレッタについて、「2度にわたって体重を作ってこれずに。 彼はキャリアもあるし、ベラトールというアメリカのトッププロモーションでやっていた選手の割には、フェザーに上げてもまだ体重オーバーするかよって。もう本当に残念でならないっていうか、キレてます正直」と感情をあらわにする。
続けて「多分当日のリング上だと10kg近い体重差があったと思いますが、あんな結果しか出せないんだったら、プロモーターとしてはアーチュレッタ呼ぶ価値ないんじゃないかなって思ってしまう。決してギャラの安い選手ではないし」とも率直に語った。
一方で榊原CEOは、「アメリカのトッププロモーションで戦っている選手でも、本当に若くてハングリーで日々精進してる選手には、体重超過をしながらも一本取られる。一本取ることができる選手たちが東アジアにも、そして日本にもたくさんいると思う。 1試合目に木下カラテ選手とやったダウトベックもしかり、世界中には強豪がいるなと。本当に色んな強豪をこれからも世界から発掘して磨いていけたらいいなと思ってます」とポジティブな面も語り、シェイドゥラエフのような強豪を今後も呼んできたいとした。
シェイドゥラエフは現フェザー級王者の鈴木千裕へのタイトル挑戦をアピールしていたが、それについて記者から質問が飛ぶと「12戦12フィニッシュですからすごい戦績ですよね。武田選手に勝ってアーチュレッタに勝って。ただいきなり千裕ってことはないと思いますね。千裕が戦わなくちゃいけない選手は何人も並んでるんで。 (千裕が)怪我明けで年末誰とやらせるかってところは最終調整をして、シェイドゥラエフは今日も圧倒的な強さで無傷で終わってるんで、名古屋でいいんじゃないかなって思ってます」とタイトル挑戦にはまだ少し早く、本日発表された11月の名古屋大会に参戦してもらう意向を示した。
シェイドゥラエフの次戦の相手は誰になるだろうか、またアーチュレッタの今後についても追っていきたい。
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