“眉間が裂けた”衝撃の顔面血だるま!“ド根性ファイト”の敗者に称賛の嵐「よくここまで戦った」=UFC
10月6日(日本時間)米国ユタ州ソルトレイクシティで開催された『UFC 307』のライトヘビー級タイトルマッチで王者アレックス・ペレイラ(ブラジル)にKO負けした挑戦者のカリル・ラウントリーJr.(米国)。
最後はペレイラの強烈なアッパーを被弾し倒されたが、眉間が裂ける切り傷で“顔面血だるま状態”で戦い続けたド根性ファイトにファンは「よくここまで戦った」と称賛した。
【フォト&動画】眉間が裂けた!大流血の顔と傷口、衝撃KOシーンも
ラウントリーはそれまで5連勝と波に乗る同級8位の実力者。しかし、挑戦する王者が無双の強さを誇るペレイラとあって、戦前から実力差のあるミスマッチではないかと言われるほどだった。
しかし、その雑音をかき消すかのようにラウントリーは序盤から好発進。ペレイラに自分の距離を作らせず、2Rにはラウントリーのフックがクリーンヒットし、ペレイラの膝ががくんと落ちる“ニアダウン”まで追い込んだ。
周囲の予想を超えて善戦したラウントリーだったが、ペレイラは後半から息を吹き返し反撃。強烈なパンチや蹴りをラウントリーに浴びせ続ける。4R、ペレイラの怒涛のコンビネーションを被弾し、満身創痍のラウントリー。顔面は大流血し、レフェリーストップ寸前の状態だ。
しかし、ペレイラの打撃を何度ももらいながらも打ち返し、ダウンを拒み続けたラウントリー。最後はペレイラが左右のボディから右アッパーを打ち抜くとラウントリーは力なく倒れレフリーストップとなった。
今大会の「ファイト・オブ・ザ・ナイト」に選ばれた壮絶な試合。3度目の防衛に成功したペレイラに対してもそうだが、最後まで大健闘したラウントリーにも万雷の拍手に会場は包まれた。
試合後、ラウントリーの壮絶な顔写真が拡散。右目まぶたがぱっくりと割れ、眉間は十文字に裂かれた状態。そのお腹まで血が流れる大流血だ。
この最後まで勝負を諦めなかったラウントリーのド根性ファイトに対しネット上では称賛の嵐「よくここまで戦った」「負けたとしても、あなたこそがチャンピオン」「あなたの頑張りに世界中の人々が力をもらった」などの声が上がった。
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