【KNOCK OUT】栗秋祥梧が“立ち技引退”示唆、チュームーシーフーとの王座決定戦で「集大成を見せる」
10月12日(土)「MAROOMS presents KNOCK OUT 2024 vol.5」の[KNOCK OUT-BLACKフェザー級王座決定戦/3分3R・延長1R]で対戦する、栗秋祥梧(クロスポイント吉祥寺)とチュームーシーフー(中国/郭強ファイトクラブ/CFP)の試合前インタビューが主催者を通して届いた。両者とも前戦では初回KO勝利しており、その勢いのまま王座決定戦に臨む。
栗秋は左フックなどの強打を武器に、28歳にして70戦近い戦績を誇る実力者。
前戦となる今年6月のKNOCK OUTではRIZINにも出場経験のある中村優作と対戦し、1R KO勝利を飾った。
練習状況は「8日の火曜日までは追い込みをやる予定で、意外と体重とかも順調なので、気持ち的にはけっこう楽なんですけど、体は疲れてますね」と語った。
続けて、練習の手応えについても「そこまで深く考えることなく、いつも通りやろうかなという感じですね。作戦とか一つのことに対してやりすぎちゃうと、それがハマらなかったときが怖いので、トータル的にやってる感じです」と、いつも通りだという。
対戦相手の警戒すべき部分について栗秋は「やっぱりガンガン前に来るところと、パンチは強いのと、あと気持ちが強いかなと。でも、パンチが強いことをイメージしすぎると、蹴りをもらっちゃったりするので、バランスよく戦おうと思ってます」と分析済みだ。
栗秋は現在TOKYO MXで放送中の『KNOCK OUT STYLE』や、SNSでは「最後の試合」を匂わせる発言をしていた。このことについて聞くと「はい、最後にしたいですね。勝っても負けても。立ち技はもういいかなって感じなんですよね。飽きました」と驚きの返答。
続けて「会長とはまだ話してないんですけど、『UNLIMITEDルール一本でやっていいですか』という話をして、許可が出れば。別に僕は鈴木千裕みたいに二刀流とかをやるつもりもないので。立ち技の方では新しいスターを作ってもらって、僕は違うルールでやれたらいいなと思っています」と自身の想いを語った。UNLIMITEDルールとは、立ち技の打撃だけではなく、倒れた相手への攻撃が認められるなど、全局面での打撃が有効なルールだ。
最後に試合の注目ポイントについて「やっぱり一発の強さだったり、もし3Rかかっても、そういうテクニックを見てほしいなというのはあります。今まで格闘技をやってきた集大成を全部見せようと思ってるので、それを武器に勝とうと思っています」と意気込んだ。
対するチュームーシーフーは、中国の少数民族で戦闘民族として知られる「イ族」出身のファイター。22歳ながら32戦と豊富な戦績を誇る。今年2月には現KNOCK OUT-BLACK二冠王者の久井大夢から判定勝利した。
前戦となる8月のKNOCK OUTでは元山祐希に1R KO勝利を収めている。
栗秋の印象を聞くと「栗秋選手のファイトスタイルは冷静であり、かつ強い瞬発力を持っています。しかし私はすでに対策を練ったトレーニングをしてきていますから、必ずそのパフォーマンスを発揮して勝利しますよ!」と自信。
試合の注目ポイントを聞くと「とにかく私はこの試合のためにたくさんの武器を用意しました。このタイトルマッチを、華麗でエキサイティングなものにしてみせますのでどうぞご注目ください!会場ではぜひ『チュームーシーフー』と大きく叫んでください。皆さんの声援、私は全部聞こえていますよ!10月12日、会場でお会いしましょう」と語った。
フェザー級で勢いに乗る両者の王座決定戦。どちらが新王者に輝くのか、注目の一戦だ。
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