【UFC】平良達郎、王座挑戦かけ対戦のブランドン・ロイバルは危険な“ラスボス”＝10.13

2024/10/10（木）UP
（最終更新：2024/10/10 17:49）

　10月12日（日本時間13日）、米ネバダ州ラスベガスで開催される『UFC Vegas 98』にてUFCフライ級5位の平良達郎（THE BLACKBELT JAPAN）が、7連勝をかけて同級1位のブランドン・ロイバル（米）と対戦する。
　平良はこの試合に勝てばフライ級王座挑戦が濃厚と見られているが、ロイバルはどんな選手なのか探ってみた。

【動画】ロイバルのヒザ蹴りから“危険なヒジ打ち”KOの瞬間

　平良の対戦相手となるロイバルは、ここまで戦績16勝7敗。2020年5月UFCデビューを果たし、昨年12月の『UFC 296』では世界フライ級タイトルマッチに初挑戦。王者アレッシャンドリ・パントージャと再戦するも0-3の判定負けを喫した。

　ただしロイバルがUFCで喫したのは3敗で、そのうちの2敗は現王者パントージャ。あと1敗は同級2位のブランドン・ モレノだったが、今年2月の『UFC Fight Night: Moreno vs. Royval 2』でモレノと再戦し、判定2-1のスピリットで下してリベンジに成功している。

　彼の最大の持ち味は、アグレッシブな打撃とタフネスなところ。鋭いジャブからのヒジ打ち、ヒザ蹴りへつなげる攻撃、5ラウンドを戦い抜くスタミナは相手にとって脅威となる。平良が狙うとすれば、バックやトップポジションをキープしてのコントロール。ここからフィニッシュへの動きを出せれば、十分に勝機はありそうだ。

　ロイバルは、幼少期からムエタイとブラジリアン柔術を習っているが、打撃でのKOよりも寝技の一本勝ちがやや多く、なかなか穴の少ない選手。平良にとって王座挑戦の最後の関門となるが、7連勝を飾ることができるのか注目が集まる。

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