ヴァンダレイ・シウバ、長年の激闘で「ボクサー認知症」に!現在の姿も
元PRIDEミドル級王者でUFC殿堂入りのヴァンダレイ・シウバ(48=ブラジル)が、慢性外傷性脳症(CTE/別名:ボクサー認知症)を患っていることが明らかになった。米MMAメディア「BJPENN.COM」などの複数の海外メディアが8日に報じた。
【フォト】誰!?白髪まじりの現在のヴァンダレイ・シウバの姿、壮絶なKOシーンも
シウバは過去、PRIDE、UFCなど世界有数の格闘技団体で活躍したMMAレジェンド。18年9月のベラトールでクイントン・ランページ・ジャクソンと試合(2R TKO負け)をしたのが最後になり、22年9月に正式に引退宣言。今年2月にUFC殿堂入りとなった。生涯戦績は51戦35勝(25KO・3一本)14敗1分1無効試合。
報道によれば、UFCの独占禁止法違反を主張する集団訴訟(Le vs Zuffa訴訟)における最新の宣言で、UFCで11試合を戦ったシウバは「UFCでファイトしている期間、私は脳震とうを含む多くの重大な負傷を受けました。キャリアの中で外傷性脳損傷(TBI)を負い、うつ病、気分の落ち込み、怒りなどの症状に苦しみました。」といい、脳へのダーメージで慢性外傷性脳症の症状が出始めているという。
慢性外傷性脳症とは、頭部へ繰り返し外力が加わることで脳が損傷され、脳細胞が変性し認知症などの症状を引き起こす状態。スポーツにおいては、ボクシングや柔道などの格闘技、アメフト、サッカー、ラグビーなどのコンタクトスポーツ選手に見られることがあると言われ、ボクシングではパンチドランカーと言われることがある。
その症状の多くは、鬱や苛立ち、絶望感、自殺念慮などの気分の変化、認知症の発症、慢性的な頭痛、吃音、身体の震えなどがある。
今回の訴訟による和解金で、必要な医療を受けて、家族を支えていきたいと主張するシウバ 。過去の勇姿を見てきた多くのファンにとってはショッキングな事実だが、シウバの健康状態が早く改善されることを祈りたい。
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