角田夏実、始球式はこれぞ”魔球”「巴投げ」ボールが高く舞い、ホームベースに落ちる!
パリ五輪柔道女子48キロ級で金メダリストの角田夏実(32=SBC湘南美容クリニック)が18日、東京ドームで行われた「2024 JERAクライマックスシリーズ(CS) セ」ファイナルステージ第3戦の始球式に登場。名前が読み上げられると客席から「おーっ!」とどよめきが。
ジャイアンツのユニホーム姿で登場した角田の背番号は723で「なつみ」だ。マウンドに上がった角田が投げると、山なりにかなり高く舞い、まっすぐな軌道で落ちバッターが空振り!ホームベース後方でワンバウンドしたが、その投球ぶりは見事。角田の相手を宙に舞わせ投げる巴投げを彷彿させる、これぞ魔球「巴投げ」だ。
始球式後の囲み会見では「まだ心臓がバクバクしてます」と角田。五輪での戦いと「同じぐらい心臓バクバクしたんですけど、柔道の試合だと、柔道が始まってしまえばもう緊張感はなくなったんですけど、未だに本当に自分の心臓の鼓動が聞こえるぐらい緊張してます」と、堂々と見えたが、かなりの緊張だった様子。
この始球式に向け「まずグローブをもう1回買って、練習をしたんですけど、最初の方は本当にまっすぐ飛ばなくて。キャッチャーの人が走り回って取ってくるくらい。…ここ2週間ぐらい、電気のない暗い公園でもやったりして、とりあえず投げるようにしてきたんですけど、どうでしたか?記憶がないんですよね。終わってみて、投げれたっていう安心で…」と相当緊張したようだ。実際は自身が投げたボールをしっかり最後まで見ていた。そこはさすがアスリートといったところか。
パリ五輪では左肩を痛めたが、「投げるのは逆の肩(右)だったので問題ないんですけど、投げるとにこっち(左肩)の引きが大事だって言われるんですよ。体のひねりで『こうやると肩痛いんだよな』と思いながら練習していました」と怪我の痛みを調整しながら乗り越えたと語った。
最後に角田は連敗中のジャイアンツに「こんな大事な場面で投げさせていただいて、本当にありがとうございます。少しはこの私のパリオリンピックの金メダルの力を分け与えれたらと思います。頑張ってください。応援しています」と応援メッセージを贈った。
来年4月は、女子柔道の無差別級日本一を決める『全日本女子柔道選手権』に出場する角田。しっかり肩を治し、大型選手を巴投げするところを見たい。
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