重森陽太らKO勢5人がカンボジアに殴り込み!クンクメール武術の”大ボス”らと対決、その強さとは=11.15【KNOCK OUT】
11月15日(火)カンボジア・プノンペンにて開催される、KNOCK OUTとカンボジア武術クンクメールの5vs5対抗戦『Kun Khmer x KNOCK OUT』の発表会見が23日、行われた。
現KNOCK OUT-REDライト級王者・重森陽太(29=クロスポイント吉祥寺)他、カンボジアのハーフ17歳もKO勢として参戦。中でも重森は「カンボジア版ブアカーオ」とも言われるクンクメール英雄チャン・ロタナ(38)と激突する。
クンクメールとは、ムエタイとほぼ同じルールで行われるカンボジアの伝統格闘技。KOは今年8月の後楽園大会で、3vs3対抗戦も行うなど、近年交流を深めている。
今回はカンボジア最大の祭りである”水かけ祭り”の中、野外にて約3万人の大観衆の前で行われるイベントに、KO勢が乗り込むことになった。
山口元気代表は「ヒジありでベストな選手を送り出す」として5人の精鋭を選抜。
日本トップクラス・重森の他、重森の”ライバル”とも言える同階級の古村匡平(25=FURUMURA-GYM)、こちらも同じライト級で活躍する下地奏人(20=RIOT GYM※会見は欠席)、前回カンボジアに乗り込みKO勝利している新田宗一朗(28=クロスポイント吉祥寺)、そしてカンボジアのハーフでプロ2戦2勝(2KO)の篠原賢(17=クロスポイント吉祥)が出撃することとなった。
大将格・重森の相手、ロタナはMMAファイターとしてONEに参戦し、現在3勝(2KO)3敗。MMA戦でもミドル・ハイ、バックスピンと多彩な蹴りを次々と放ってくる。
カンボジア内戦の難民キャンプで生まれ、父親にカンボジア武術を授けられたロタナは、クンクメール90戦以上を経験。立ち技でのKO負けは一度も無く、打たれ強さを誇る。
重森は会見で「応援が0対10くらいと思うが、そういうのは大好き」とニヤリ。アウェイの地で「会場をシーンとさせるか、凄い日本人が来たと爆湧きさせるか」と大きなインパクトを与えると言う。
ロタナとは「攻撃のラリーが頻繁に行われると思う」と噛み合いそうだとした。
また古村は「誰よりも派手に倒して、次のチャンピオンは俺しかいないと知らしめる」と重森にライバル視バチバチ。重森には「強さを示してほしい」と今回は共闘で頑張ってほしいとする。
新田は、今年8月に久井大夢が胴回し回転蹴りで衝撃KOしたチョット・サレイヴァントンと対戦。新田は「久井と比べられる。これを倒せば久井との再戦いけるんじゃないか」と同階級の王者へのリベンジへ足掛かりにしたいと言う。
カンボジアルーツを持つ篠原のクンクメールの師匠は、実は重森の相手ロタナ。篠原は「成長した姿を見せられる」と張り切り「タイで戦った今までの2勝2KOは、どちらも1R決着。今回もKO、出来ればヒジで倒したい。最終目標はONEムエタイ世界王者だが、このまま連続KO記録を作り、新時代の看板選手になりたい」と意気込む。
山口代表も「練習ではかなり”出来る”。カンボジアの選手はキャリアある選手しかおらず、今回勝利したら(KOの)トップクラスの選手と当てることも考えられる」と期待を寄せた。
大将・重森は「全勝したい」とする現地での対抗戦、配信は未定ながら「KNOCK OUTのYouTubeとかで視聴出来るようにしたい」(山口代表)と言う。
<対戦決定カード>
▼62.5kg契約
重森陽太(クロスポイント吉祥寺)
vs
チャン・ロタナ(カンボジア)
▼63.5kg契約
古村匡平(FURUMURA GYM)
vs
ムン・メケア(カンボジア)
▼63.0kg契約
下地奏人(RIOT GYM)
vs
ティ・ヴァリス(カンボジア)
▼60.0kg契約
新田宗一朗(クロスポイント吉祥寺)
vs
チョット・サレイヴァントン(カンボジア)
▼55.0kg契約
篠原 賢(クロスポイント吉祥寺)
vs
パネス・クンクメール(カンボジア)
【動画】重森の相手、ロタナが強烈連打でKO勝利!
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