【RWS JAPAN】33連勝中の名高がラジャ王座V3戦!ONEのラック・エラワンと激突
12月1日(日)神奈川・横浜大さん橋ホールで開催される第4回RWS日本大会『RWS JAPAN』の記者会見が行われ、ラジャダムナンスタジアム認定スーパーフライ級王者の名高・エイワスポーツジム(=吉成名高/エイワスポーツジム)が3度目の防衛戦を行うことが発表された。
名高は昨年7月にラジャダムナンスタジアム認定フライ級王座を獲得し、外国人として史上初のラジャダムナンスタジアム2階級制覇王者に。その後も快進撃を続け、ラジャダムナンスーパーフライ級暫定王座決定戦で勝利し3階級制覇。
今年2月には正規王者プレーオプラーオとの統一戦にも勝利し、正規王者に(初防衛)。7月のRWS JAPANではジョムホート・コースワンタットに完勝し2度目の防衛に成功。
9月のWBCムエタイ ダイヤモンド スーパーフライ級王者決定戦では、ペットアヌワット・ノーアヌワットジムを2R KOで葬り、前戦となった9月のBOMではクンクメールからの刺客ボーン・ポンレックを3R KOで下して現在驚異の33連勝を誇る。
今回、名高が対戦するラック・エラワン(タイ)はルンピニースタジアムでタイトル獲得歴があり、現在はONEを主戦場に。
会見に同席したRWS JAPAN・中川夏生マッチメイカーは「ラック・エラワンはONEのオープンフィンガーグローブの試合で負けるまで、2年間もグローブで無敗だった選手です。タイではすごく名前のある選手で名高が戦いたい選手3人のうちの1人です」と紹介。名高とは一度タイトルマッチで対戦する話があったものの、日程調整の件で流れたが「タイではスーパーファイトでも組まれそうなカードを、今回RWS JAPANで組むことになりました」と説明した。
待望の相手との対戦が決定した名高は「今回3度目の防衛戦でラック・エラワン選手との対戦が決まりました。1年半くらい前からずっとやるんじゃないかという話がタイである中で、ラック選手はONEに出てオーブンフィンガーの試合で負けてしまいましたが、僕的にはグローブの準ムエタイのラック選手が一番強いと思っているので、そのルールで戦えることが本当に嬉しく思います。スーパーフライ級では自分が一番強いと思っているので、ラック選手が相手でも、自分のスタイルを貫いて必ず自分がKOして大会をしっかり締めたいと思います」と意気込む。
ラックの印象については「5、6年くらい前からトップ戦線でずっとやっている選手で、当時は左ミドルだったり、首相撲やヒジ、ヒザと全部できるオールラウンダーの選手かなと思っていたのですが、最近のONEの試合を見ると結構パンチに自信をつけてきたかなという印象があります」といい、「自分はどの局面になっても上回れる自信があるので、一発の打撃の威力は多分ラック選手の方があると思うんですけど、タイミングだったり、技の切れは僕の方があると思っているので、それを駆使してKOしたい」と自信を見せる。
今大会でもメインに抜擢され、勝ち方を聞かれると、「防衛戦という大きな試合なので、自分的にはムエタイを小さい頃からやってきて、その技術だったりは僕にしか見せれないと思います。そういった練習も人一倍やってきたという自信もありますし、その練習の成果を発揮すれば自ずといい試合になるんじゃないかな、という自信もあります。相手がどんな選手でも自分のスタイルを貫きます」と自身のスタイルを見せるだけだという。
なお、今後戦いたい3選手の1人ラック撃破後には「以前からクンスックレック選手とは体重が合えばやりたいと思っていて、もう1人はパントー選手。パントー選手もすごく強い選手で、日本でも試合したことがあり、最近調子を上げてきている選手なので、やりたいと思います」と7月のRWS JAPANで石井一成に勝利している元ラジャダムナンスタジアム認定バンタム級王者パントー・ポー.ラックブン(タイ)との対戦を希望している。
また、名高と同門の竜哉・エイワスポーツジム(奥脇竜哉)と朝陽・エイワスポーツジム(品川朝陽)の参戦も決定。
カムパントーン・チョーハーパヤック(タイ)と対戦する竜哉は「僕はまだRWS JAPANで負けたことがありません。今回、地元横浜でやらせていただくので横浜を盛り上げたい」、カルロス・セブンムエタイジム(スペイン)と対戦する朝陽は「相手選手はラジャのランカーなんですけど、自分もラジャのランカーとして、ランカー同士面白い試合をしたいと思います」とそれぞれ意気込みを語った。
<決定対戦カード>
▼ラジャダムナンスタジアム スーパーフライ級(52.16kg)タイトルマッチ 3分5R
名高・エイワスポーツジム(=吉成名高/エイワスポーツジム)
vs
ラック・エラワン(タイ)
▼フライ級(50.80kg)3分3R
竜哉・エイワスポーツジム(=奥脇竜哉/エイワスポーツジム)
vs
カムパントーン・チョーハーパヤック(タイ)
▼フェザー級 (57.15kg)3分3R
朝陽・エイワスポーツジム(=品川朝陽/エイワスポーツジム)
vs
カルロス・セブンムエタイジム(スペイン)
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