2024/10/25（金）UP
（最終更新：2024/10/25 03:56）

再起戦が決定した松田龍聖

　12月1日（日）神奈川・横浜大さん橋ホールで開催される第4回RWS日本大会『RWS JAPAN』の記者会見が行われ、前ラジャダムナンスタジアム認定バンタム級王者・松田龍聖（大原道場）の参戦が発表された。

　松田は今年4月のRWS JAPANでは初のムエタイルールで格上の石井一成とドローに持ち込むと、7月には41連勝中の王者クンスックレックの防衛戦相手に抜擢。驚きの2R 右ストレート失神KO勝利で大番狂わせを達成、伝統のラジャダムナンタイトルを18歳にして戴冠。しかし、9月に敵地ラジャダムナンスタジアムに乗り込んでのクンスックレックとの初防衛戦では完封されて王座陥落となった。

　再起戦を迎える松田は「前回の試合でベルトを失ってしまったんですけど、負けたことでムエタイの技術をもっと自分もできるようになろうという興味が増えて、ムエタイが余計に受け好きになったので、すぐに試合に出たい気持ちになりました」と気合い十分。

　ベースとしていたキックルールの試合に戻るかと思われたが、ムエタイルールに再挑戦することを選んだ理由を聞かれると「前回の試合でムエタイをされて負けた悔しさもあります。初めてラジャダムナンスタジアムで試合をして、今までに味わったことのない雰囲気で試合ができたので、もう一度、あの舞台に立ちたいと思いました」とクンスックレックとの再戦を狙っての参戦だという。

　今回、松田の再起戦の相手はゴッダオ・ペットソンヌーン（タイ）に決定。RWS JAPAN・中川夏生マッチメイカーによると、「今タイのバンタム級でクンスクレックvsゴッダオが実現すれば、すごく盛り上がるカードです。超ウルトラスーパーファイタータイプで、本当に強い選手。前に前に出てくる攻撃的なファイターで、松田選手もファイタータイプなのでKO決着は間違いないという期待を込めて、このカードを作りました。このカードだけでもタイではスーパーファイトになると思います。タイがクンスクレックvsゴッダオをやりたいと考えている中、松田選手がここでゴッダオを倒せば、クンスックレックとの3度目の戦いの可能性も出てきます」と期待を込めた。

　その言葉を受けて、松田は「相手はめちゃくちゃ前に出てきてガンガン攻めてくる選手という印象を受けました。僕と戦ったら間違いなく打ち合いになりますし、中川会長が言ってくれたようにKO決着も間違いないと思うので、僕はKOで倒したい。前回の負けからさらに強くなった姿を12月に見せるので注目してください」と力強く意気込みを語った。

＜決定対戦カード＞

▼バンタム級（53.50kg）　3分3R
松田龍聖（大原道場）
vs　
ゴッダオ・ペットソンヌーン（タイ）

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