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元UFC王者ウィテカー、下の前歯が内側に折れる!相手の強烈な絞め技で「カチッと」

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2024/10/28(月)UP

負傷したロバート・ウィテカー(©Getty Images/UFC)

 10月27日(日・日本時間)アラブ首長国連邦アブダビ エティハド・アリーナで開催された『UFC 308』にて、カムザト・チマエフ(スウェーデン)に一本負けを喫した元UFCミドル級王者ロバート・ウィテカー(オーストラリア)。試合後には海外メディアがウィテカーの負傷した口内の写真を公開。下の前歯が歯茎ごと内側に折れている衝撃的なものだ。

【フォト&動画】下の前歯が内側に、強力な絞め技も

 ウィテカーは戦績26勝(10KO/5一本)8敗。剛柔流空手黒帯で空手のスピードや攻撃のタイミングをMMAに活かすストライカーで、オーストラリア人初のUFC世界王者だ。19年10月にアデサンヤに敗れ王座陥落も、現在2連勝中と勢いに乗っていた。

下の前歯が奥に倒れ、壮絶な試合だったことが分かる(@espnmmaより)

 海外メディアのESPNはウィテカーが負傷した口内の写真をXで投稿。写真を見てみると、下の前歯が歯茎ごと奥に倒れているように見え、壮絶な試合であったことが伺える。試合では1Rにパウンド連打からチョークで ウィテカーはすぐにタップした形だが、果たしてどのタイミングに怪我か。
 対戦相手のチマエフは試合後のインタビューで「(ウィテカーの)首を絞めた時にカチッという音を感じた」とコメントしていた。おそらくパウンドでヒビ、そして絞めめ技で折れてしまったと考えられるだろう。

 ウィテカーは試合後に自身のインスタグラムを更新し、「たくさんの愛とサポートをありがとう。カムザト(チマエフ)、本当におめでとう。今夜は彼の方が優れていた、ただそれだけだ」と感謝の言葉を述べ、チマエフを賞賛。
 続けて「気分は最高だったし、全てが順調で準備万端だった。顎は大丈夫だが、歯が動いてしまった。今こそきちんと治すいい口実だ。しかし、どんな挫折や困難からも立ち直ってきたので、今回も例外ではない。ここまで来るのを支えてくれたチームと皆さんに感謝する。少しの間、家族と過ごす時間だ。すぐに戻る」と既に前向きな気持ちであるようだ。

 この写真を見たファンからは「非常に残酷だ」「歯の痛みは最悪だ。早く回復してほしい」「まるで交通事故に遭ったようだ」などの声が上がっていた。

 今回の試合で大きな怪我を負ったウィテカー。今は治療に専念し、万全な状態で試合ができるようになることを願うばかりだ。

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