【RISE】前王者・鈴木真彦が危険な再起戦、相手はフィリピンの剛腕アジア王者、その強さとは=10.30
12月21日(土)、千葉・幕張メッセイベントホールで開催される『RISE WORLD SERIES 2024 FINAL』の対戦カード発表会見が30日に行われ、前RISEバンタム級王者・鈴木真彦(27=TEAM寿)の、K-1王者・金子晃大に敗れて以来9ヶ月ぶりの再起戦が発表された。
バンタム級(-55kg)戦(3分3R・延長1R)で、フィリピンのMMA・ボクシング3刀流で強いフィジカルを持つジェイミー・ゲイマン(30)と対決する。
【動画】鈴木の相手ゲイマンがド迫力打ち合い!相手のアゴを跳ね上げまくる
鈴木は20年11月までは5年間無敗で20連勝の記録を持っていた前RISEバンタム級王者。打ち合い上等のスタイルと強打を武器とする。
22年6月にはK-1王者・金子晃大に勝利したが、その後は志朗、玖村将史に2連敗。KO勝利で再起したものの、昨年12月に大﨑孔稀に判定負けし王座から陥落。今年3月には金子にリベンジを許し、現在2連敗中だ。
そんな鈴木の再起戦の相手は、キック・ムエタイで23勝5敗の記録を持つフィリピンファイター・ゲイマンに決まった。
鈴木は会見で「3月の試合後から心技体が整っている。前より強くなった姿を絶対に見せる」と意気込みを語った。さらに、「今の格闘技界は、あまり良くないニュースばかり。格闘家は戦って試合で魅せるもの。覚悟を見せたい」と、試合で真の格闘家の姿を見せると意気込んだ。
現在は連敗中だが、今後については「まずはRISEのベルトを自分の腰に巻くことを目標にする。その先も目指しているが、発言権はまずベルトを獲ってから」と、まずは王座奪還を掲げた。
相手のゲイマンについて「正直全然わからない」としつつも、「ライバルは世界トーナメント」と同大会で行われる65kg世界トーナメントに負けないインパクトを与えたいと意気込んだ。
そのゲイマンは「自分の全てを出し切る」とメッセージを送っている。
実績としては、キックボクシングではクンルンファイトや武林風など中国の大舞台でも活躍。地元フィリピンの大会で勝ち星を重ね、今年6月には香港で行われたI-1世界ムエタイ選手権57kg王座を獲得している。動画を見ると、とにかくアグレッシブに突進し、フックやヒジで攻めまくるスタイルが特徴だ。
さらに調べると、過去にはMMAで2戦し、パンチとチョークでいずれもフィニッシュ。また、ボクシングが盛んなフィリピンらしく、近年はボクシングの試合にもアマチュアを含め何度か出場しており、パンチが得意とみられる。
RISEは今回、フィリピン人ファイターを初めて招致した。今回発表されたスーパーフライ級戦でも、塚本望夢(team Bonds)がムエタイナショナル王者の肩書を持つフィリピン人ジャンジャン・シー・ラバヤンと対決する。
未知のフィリピン強豪を相手に鈴木は再起し、ベルト奪還ロードを走ることができるか。
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