“超新星”鶴屋怜、朝倉海のUFC敗北後に挑発で炎上!2人の対戦に期待の声も
UFCファイターで無敗の“超新星”鶴屋怜(22=THE BLACKBELT JAPAN)が、今月8日(日本時間)に朝倉海がUFCで敗北を喫した直後、自身のSNSで「朝倉海はUFCのチャンピオンにふさわしくない。日本人初チャンピオンは俺がなります」と挑発し炎上、ネットで話題になっている。
鶴屋は今年6月のUFCデビュー戦で勝利し、セコンドについた米プロレス団体WWEで活躍する中邑真輔とポーズも決めて注目も、ここまで炎上してしまった理由を探る。
【フォト】鶴屋怜と同階級・朝倉海のボディ比較!WWE中邑真輔との勝利ポーズも
格闘エリートの鶴屋は、21年2月にDEEPでプロデビューし3戦連続フィニッシュ勝利。22年4月からパンクラスへ参戦すると、同12月にフライ級王者・猿飛流に一本勝ちして新王者に。昨年開催の『ROAD TO UFCシーズン2』のフライ級トーナメントで優勝を果たし、9戦無敗でUFC契約を勝ち取った。6月にラスベガスで開催された『UFC303』のフライ級マッチにおいてカルロス・ヘルナンデス(米国)を破り、UFCデビュー戦を飾っている。
今回の朝倉海に対する挑発の投稿は、11日の時点で1800件超える書き込みがあり、まだ増えそうな勢いだ。鶴屋は10月のSNS投稿でも朝倉海に「勝っても負けてもこの階級から逃げるなよ」と挑発するコメントを書き込み、ネットで話題になったが、それを大きく上回る反響だ。
その背景には、朝倉海への人気とタイトル獲得への注目が大きかったことがあるのは間違いない。しかも、朝倉は早めにアメリカで調整して万全の態勢で乗り込んでいたため、現UFC世界フライ級王者アレッシャンドリ・パントージャ(ブラジル/AMERICAN TOP TEAM)の王座を奪取するのではないかと期待が高まっていた矢先だった。
しかし朝倉は、2Rにリアネイキッドチョークでの失神一本負けを喫し、衝撃の結果が待ち受けていた。そんな中で鶴屋が放った今回のコメントが、失意に落ちた朝倉ファンをさらに傷つけることになったのだろう。
投稿に対してユーザーからは「こいつ、一気に嫌いになったわ…同じ日本人としてUFCのタイトルマッチにたった人間にリスペクト持てよ」や「同じ格闘家として色んな苦労も解るだろうにこのタイミングで敗者を蔑む必要ないでしょ」とリポストしての批判が殺到。
これに対して「同団体の同階級の選手にこういう感情を持つ事はファイターとして当たり前」や「朝倉海が無残に散った直後にここぞとばかりのこのコメント、素晴らしい!一気に好きになりました」、「鶴屋選手は朝倉海選手の次の対戦相手に名乗りをあげてる」という意見がぶつかり合うような展開となった。
鶴屋は8日に自身のYouTubeチャンネルを更新し、「自分のライバルが同じ競技の試合をしていて、負けろと思わなかったら、やっている意味ない。甘い世界じゃない。こっちも命を懸けてやっているんで」と素直な気持ちを明かした。
朝倉海だから“負けろ”と思ったわけではなく、「他の日本人でも同じことを思った」と鶴屋は説明した。批判した最大の理由は、「自分がアジア人初のUFCチャンピオンになりたいから。俺は小学生の頃からずっとUFC王者になりたいと思ってやってきて、実際にRIZINからのオファーがあったけど、それを蹴っている。アジア初のUFC王者を目指しているから負けてほしいと思っただけで、アンチしてくる奴の方がおかしい」と批判した。
ちなみに今回の朝倉vs.パントージャを見た鶴屋は、「朝倉海選手はヒザ蹴り狙いすぎ。バックを取られたら簡単に行かれたんで、打撃だけなんだなと。あれじゃ、俺にも簡単にテイクダウンされちゃうよ。あと、敗因としては初めてオクタゴンで試合したことも大きかったと思う。オクタゴンは大きいし、疲れるんです」と朝倉の敗因を分析していた。
鶴屋は、ここまでUFCでの1勝やRoad to UFCでの勝利を含めて10戦無敗。同門で同階級の平良達郎が1敗と土がついてしまったため、いまだに最強幻想を維持しているのは鶴屋だけとなった。
鶴屋がUFCのトップまで辿り着くことができるのか、朝倉海とのマッチアップが実現するのかはこれからの展開次第だが、UFCフライ級戦線の楽しみはこれからが本番のようだ。
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