2025/01/26（日）UP
（最終更新：2025/01/26 15:58）

王者・SASUKEと椿飛鳥が激突

　3月16日（日）東京・後楽園ホールにて開催される『PROFESSIONAL SHOOTO 2025 Vol.2』の主要対戦カードが発表された。
　世界フェザー級王者SASUKE（マスタージャパン東京）と同級1位の椿飛鳥（トライデントジム）の因縁のカードが決定。この両者は昨年11月に対戦を予定していたが、今大会へスライドして行うこととなった。

【フォト】今回発表された4試合、8選手の顔写真

　ことの発端は、椿が事あるごとに王者SASUKEを挑発してきたこと。これに堪忍袋の緒が切れたSASUKEが重い腰を上げ、対戦することとなった。しかし、大会直前にSASUKEが膝を負傷し試合が中止となった経緯がある。

　その後も度重なる挑発を繰り返す椿に対し、SNS上で両陣営が舌戦を展開した。更にSASUKEの逆鱗に触れたのは、1月19日の後楽園ホール大会でのカード発表の際に身を案じた椿がボディガードを引き連れ登場。「寒いことすんなよ」と怒り心頭の王者は「優しく痛めつける」と宣言するとフォトセッションにも応じずケージを後にした。ボディガードとケージに残された椿は「怪我から復帰のSASUKE選手を応援してください」と火に油を注ぐコメントを残し退散した。

　そんな、お調子者キャラの椿だが、打って変わってクレバーな試合運びで修斗では直近3連勝、トップコンテンダーまで上り詰め、先月行われた『Breakthrough Combat 02』でもグラップリングで勝利を収めている。

　それでも2021年の王座戴冠から、たてお、田中半蔵を相手に連続防衛を果たし、敵なし状態のSASUKEが優勢なのは間違いないだろう。無双王者SASUKEに対し、“くせ者”椿に策はあるのか？果たして最後にベルトを巻いてケージを後にするのは怒りの王者か、嘲笑う挑戦者か！？何かが起こる予感がするタイトルを賭けた5ラウンドマッチ、期待の一戦だ。

パンクラス女王ソルトが2団体制覇を目指して修斗に帰還

　そして今大会に、パンクラス女王ソルト（マルスジム）の参戦が決定！対戦相手には昨年8月のCOLORS初参戦で現スーパーアトム級王者・渡辺彩香（AACC）を打撃で圧倒した韓国のパク・ボヒョン（WEST GYM）。両選手ともスタンドでの打撃を中心に試合を展開していくスタイルだけに、激しい打撃の応酬が期待される。

　ソルトはパンクラスで行われた前戦で、2団体同時制覇を目論み敵地に乗り込んだ世界ストロー級王者・藤野恵実（JAPAN TOP TEAM）とのタイトルショットで藤野を完封。見事にクイーン・オブ・パンクラシストのタイトル防衛を果たした。そして今度は逆にソルトが2団体同時制覇にリーチを掛ける。狙われる側から狙う側へ！ソルトのRoad to 女王・藤野が始まる。

　他にも注目カードが並ぶ！相手に休む暇を与えないノンストップロールを信条とし､対戦相手から“最も戦いたくない男”と呼ばれる前環太平洋バンタム級王者・藤井伸樹（ALLIANCE）の参戦が決定。現在負けなし5連勝で“練馬長南組”が期待を掛ける19歳のホープ永井奏多（TRIBE TOKYO MMA）との注目のマッチアップが決定した。

　また同じくバンタム級で、昨年直前に相手の負傷で試合が流れた中野剛貴（KRAZY BEE）がプロデビュー10年目にして後楽園ホール初登場となる松下祐介（パラエストラTB）と対戦する。

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