2025/02/10（月）UP
（最終更新：2025/02/11 02:57）

UFCデビュー戦のサルキリドが秒殺KO勝利（@quillansalkilldより）

　2月9日（日本時間）豪州シドニークドス・バンク・アリーナにて開催された『UFC 312』アーリープレリムのライト級マッチにて、クイラン・サルキリド（豪州）がアンシュル・ジュブリ（インド）に1R 19秒のKO勝利を収めた。この試合は同大会のパフォーマンス・オブ・ザ・ナイトに選ばれた。

【フォト＆動画】衝撃の19秒KO！相手は頭をマットに打ち付けダウン

　サルキリドは8勝（3KO・3一本）1敗のファイター。UFC契約前はオーストラリアの総合格闘技団体『Eternal MMA』を主戦場に戦ってきた。
　昨年9月の『Dana White’s Contender Series（DWCS）2024』に出場。ゲージ・ヤングと対戦し、判定勝利を収め、UFCとの契約に至った。サルキリドは今回がUFCデビュー戦となった。

　対戦相手のジュブリは戦績7勝（2KO・1一本）2敗のファイターで、22年に『Road to UFC』ライト級トーナメントを制し、UFCと契約。
　23年10月に本戦デビューを果たし、UFCでの戦績は1勝2敗だ。

勝利したサルキリド（右）だが、ジュブリは負けたことに気づかず足にしがみつく（@quillansalkilldより）

　UFCファイトパスのインスタグラムに投稿されていたKOシーンを見てみると、サルキリドが放った右ストレートがジュブリの左アゴにヒット！ジュブリは倒れ、サルキリドが追撃としてパンチを一発入れるが、レフェリーストップにより試合終了。
　しかしジュブリは試合が終わったことに気づいていないのか、サルキリドの足を掴んだまま離そうとしない。レフェリーがジュブリを引き剥がすと、「まだやれる」と言わんばかりの表情で試合続行を訴えていた。

　この衝撃KOを見た海外ファンは「この試合はストップするのが早すぎた」「彼はまだ試合続行できただろう。もっと長く試合を見たかった」「（ジュブリは）何が起こっているか分かっていないので止めて正解だった」とレフェリーストップのタイミングについての賛否のコメントが、多く投稿されていた。

　UFCデビューを華々しく飾ったサルキリドだが、次戦もフィニッシュ決着に期待したい。

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