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角田夏実の”高速”腕十字動画に、南米圏から驚嘆の声「ブラジリアン柔術でも女王になれる」

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2025/02/15(土)UP

角田の見事なサブミッションに驚きの声

 2月14日、柔道グランドスラム・バクー大会(アゼルバイジャン)では、パリ五輪48kg級金メダリストの角田夏実が一本勝ちを重ね優勝した。
 初戦で、韓国選手相手に高速の腕ひしぎ十字固めで見事な一本を飾った動画が公開されると、国内外、とくに南米圏から「ブラジリアン柔術でも女王になれる」「寝技の女王!」と驚きの声が上がっている。

【フォト&動画】角田の流れるような腕十字に相手はタップ、大会前のバキバキ腹筋も

 昨日、自身のインスタで、これまでのSNSでは最高レベルのバキバキボディを見せていた角田。
 その仕上がりの良さ通り、一回戦から好調ぶりを展開した。相手が巴投げを警戒する中、互いに指導をもらうも、冷静な試合運び。相手を崩すと一気に引き込み、下から流れるような腕ひしぎ十字固めを極めて見せた。相手は袖を叩き決着した。

引き込むと、即座に腕をセットした@Judo

 IJF(国際柔道連盟)が各SNSで映像を公開すると、国内外ファンから「カッコよすぎて鳥肌」「獲物を捕らえる蛇のようだ」「腕が引きちぎられるかと思った」と驚嘆の声が上がる。

 更に柔術の盛んな南米圏などから「クールなサブミッション。彼女は柔道界のブラジリアン柔術の女王と呼ばれている」「ブラジリアン柔術の試合を見ているかと思った」「総合に転向してほしい技の流れ」と”ブラジリアン柔術も彷彿とさせる”との声が多く上がった。

 それもそのはず、角田は東京学芸大時代から「抑え込みで終わらない柔道を」とブラジリアン柔術を取り入れた練習を行っている。東京五輪でも得意の巴投げから柔術技のニーオンベリー(ヒザで相手の腹部を抑えて制圧)、さらに腕十字など上手く取り入れた攻めを披露していた。
 今回も流れるような関節技への移行が、とくに南米人からは柔術をイメージさせるのだろう。

 角田は今年4月の無差別の全日本にも意欲を示している。その活躍、そして見事なサブミッション技を日本でも見せてほしい。

▶次のページは【フォト&動画】角田の流れるような腕十字に相手はタップ!大会前バキバキ腹筋も

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