アッパーで顔が吹っ飛んだ!46歳元世界王者が3度倒し王座獲得「3階級制覇する」=ボクシング
2月15日(土・現地時間)ドイツ・バイエルン州で行われたプロボクシング[WBAゴールド ライトヘビー級王座決定戦]では、元2階級王者のフェリックス・シュトルム(46=ドイツ)が、3Rに強烈な右で3度ダウンを奪いKO勝ち、王座戴冠した。シュトルムは「次の目標は世界王座だ」とコメントし、3階級制覇を狙っている。
【フォト&動画】46歳シュトルムの強烈パンチ!相手の顔が吹っ飛ぶ
シュトルムはアマで鳴らしシドニー五輪にも出場。01年にプロ転向し03年にWBO世界ミドル級王座、06年にWBA同級王座を獲得、次戦で陥落も07年に返り咲く。09年には佐藤幸治とも戦いKO防衛している。
16年にはWBA世界スーパーミドル級王座を獲得し、2階級制覇に成功した。戦績は44勝(19KO)6敗3分1NC、前戦は23年12月にKO勝利しており、14ヶ月ぶりの試合となる。
今回の相手は14勝(10KO)1敗2分のベンジャミン・ブリンダート(38=ドイツ)。昨年6月にマイナー世界王座に挑戦しているが、KO負けし初敗北している。
試合はシュトルムがジャブを突きながら詰めると、要所で強烈な右フック。3Rには接近して細かく連打の相手に、シュトルムが強烈なジャブでガードを開け右アッパー!相手がヒザをつくダウン。
相手は尚も接近連打で攻めるが、シュトルムは重い右フックを叩き込みまたもダウンを奪う。
なんとか立ち上がった相手だが、シュトルムは近づくと豪快右フック一撃!相手が即座に倒れ、KO勝利した。
シュトルムは試合前のリング誌インタビューで「今の目標は再び世界タイトル戦に挑戦する資格を得ることだ。もう一度世界王座を懸けて戦うことは本当に大きな夢だ」と掲げる。
現在46歳だが「体調は非常に良い。正直、自分が46歳だという実感もない。年齢を意識しすぎると自分に限界を作ってしまうものだ。でも俺にはそんな感覚はない」と意気込んでいる。
ライトヘビー級にはアルツール・ベテルビエフが君臨しており、ドミトリー・ビボルとの再戦を2月22日に控える。WBAレギュラー王座にはデビッド・ベナビデスも控えるが、シュトルムの夢は叶うか。
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