那須川天心、“超合金”な腕で全力マッスルポーズ!モロニーも盛り上がった力こぶで対抗=計量
2月24日(月)に行われるプロボクシング『Prime Video Boxing 11』(東京・有明アリーナ)の前日計量が23日に都内にて行われ、WBOアジア・パシフィック・バンタム級王者の那須川天心(帝拳)と、対戦する元WBO世界バンタム級王者ジェーソン・モロニー(オーストラリア)は、共に53.9kgで契約体重の119ポンド(53.98kg)をクリアした。計量パスした那須川は、超合金のような腕で全力マッスルポーズを決め、モロニ―も盛り上がる力こぶを見せた。
【フォト】那須川が”超合金”な腕でマッスルポーズ!モロニ―も盛り上がった腕で準備万端
計量後の囲み取材で那須川は、減量について「だいぶ上手くいきましたね。順調にしっかりと脂肪を削って、(計量)1週間前までがっつりご飯を食べられたので非常にいい感じです」とボクシング6戦目にして減量にも慣れてきたようだ。今回はバンタム級より1ポンド重い119ポンド契約となっている。
対戦相手のモロニーは、20年に井上尚弥の王座へ挑み7RでKO負け。昨年5月の武居由樹戦では12Rに及ぶ激闘を繰り広げている。那須川にとっては初の元世界王者との対戦となる。
その点で現在のエネルギーの充実度について聞かれると「やることやって来たし、明日に備えるだけというか、焦ることもない。早く試合当日が来て欲しかったというのが正直なところ。ワクワクさせますよ」とレベルの高い相手との試合にいつも通りの気持ちで臨めるようだ。
試合当日のコスチュームについては「今回はシルバーですね。コスチュームは当日来てもらえば分かると思うし、銀河まで行っちゃおうかなと思って」と前戦のコスチュームのテーマが地球であったのに対し、今回は銀河がテーマだと話した。
那須川自身の伸びしろについては「すごい自分の中でも感じている。1個1個の練習の中でもそうだし、スパーリングなど今回は本当に練習が充実していた。(トレーナーから)毎日怒られることもあったし、褒められるときもあった。それがあっという間に過ぎてしまってちょっと寂しい。でも練習を本番で出さなきゃ意味がないと思うし、それをやって来た期間は無駄じゃなかった。試合は誰でも頑張るものだが、それ以外の場面でどれだけ一生懸命毎日を過ごすかが大事だと思っている」と試合前までの生活を振り返り、充実した練習を行えたと語った。
那須川が明日の試合で元王者のモロニ―に勝利すれば、世界戦に一気に近づくことになるだろう。果たして那須川はモロニ―という大きな壁を超えることができるのか。
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