金原正徳、MMAで強くなる秘訣を解説!「井上尚弥選手もやっていること」
RIZINで活躍するMMAファイターの金原正徳が、昨日12日、自身のYouTubeチャンネルで「MMAで強くなるための方法」をテーマに解説。その中で「強くなるためには、井上尚弥選手もやっていること。基礎が大切です」と共通点を指摘し、成績に伸び悩んでいる選手にヒントを与えた。井上がボクシングの基礎となるシャドーの練習を大切にすることは有名で、MMAも同じだと金原は主張する。
金原が公開した動画は、「全然強くならないので、どうしたらいいですか?」という視聴者からの質問に答える形で行われた。金原は「強くなれないのは、本気で取り組んでいる中で、うまくいかない状態だと思います。つい情報を多く収集して、テクニック、フィジカル、いろいろなものに走ってしまう。たくさん情報が集まる中で、必要じゃないものを排除することも大切」だという。
その中で一番大切なのは、「己を知ること」と断言。「ミットを持ってくれないとか、スパーリング相手がいないとか、周りのせいにする人が多い。結局は、自分が考えて行動するためには、己を知らないと行動も実行もできない」と客観的に分析する力が必要だと金原は力説する。
そして、強くなるためには「環境」と「努力」の2つの要素を挙げ、「ジムを転々とする選手は大成できない」と指導者との信頼関係を築けない選手が上へ行くのは難しいと金原。指導者はグラップリング、フィジカル、打撃などに分類されるが、自分に合っている人選も大事だという。練習パートナーについては、「口は悪くなるけど、2流は2流にしかならない。トップの選手と一緒に取り組むことも大切」とレベルの高い選手のやり方、思考を学ぶことができれば、自然と引き上げられると説明した。
努力については、「それは自分に必要?」と合わない練習に取り組んでいる選手を見てきたと言い、自分に合う技術の見極めも大切になってくると金原は強調する。
自分に合う技術を覚えるためには、「基礎が大切なんです。これを飛ばしている人は多い。マジで一番大事です。あの井上尚弥選手ですら、シャドーボクシングを全力でやるそうです。この毎日の積み重ねが大きな差になるんです」と基本を大事にすべきと主張する。
ちなみに井上尚弥はメディアのインタビューで、シャドーボクシングの重要性について「単調な練習が強さを育むために欠かせない」と明かし、相手を想定した動き、ジャブの角度やステップの位置を変えることで新しい気づきがあるから退屈しないとも話している。
また、新極真空手の世界大会2連覇チャンピオンの島本雄二は、基本稽古に重きを置いて取り組み世界の強豪を破ってきたことは有名だ。各ジャンルのトップに立つ選手は、基礎・基本を決して疎かにしない。これはMMAも同じなのだろう。
MMAもシャドー、打ち込みといった地味な基本の動きの中に、強くなるための極意が隠されているのかもしれない。上達するための詳細は、金原の配信動画をチェックしてほしいが、意外と身近なところに強くなるための方法があることに気づかせてくれる内容になっている。
▶次ページは、【フォト&動画】井上尚弥、迫力のシャドー!ミット打ちも
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