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寺地拳四朗、逆転KO勝利に「本当に危なかった!」後半の作戦変更がギリギリ間に合う

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2025/03/14(金)UP

薄氷の試合内容から逆転KO勝利した寺地

 3月13日(木)東京・両国国技館で行われた[WBC・WBA 世界フライ級王座統一戦]では、WBC同級王者・寺地拳四朗(B.M.B)が12R 1分31秒TKO勝利で、WBA同級王者ユーリ阿久井政悟(倉敷守安)を下し、2団体統一に成功した。
 採点表では11R まで2人のジャッジが1ポイント差でユーリを支持していた。寺地の12Rの逆転勝利だった。
 寺地陣営は試合後の会見でその勝利できた理由に後半の作戦変更であると語った。

【フォト】寺地とユーリの採点表、ユーリのパンチに寺地が被弾!最後のKOシーンも

試合後会見の寺地

 寺地は試合後「ユーリ選手、本当に強かった。最後は気持ちの勝負になって、何とか勝てたんですけど本当にもっと練習して本当に強くならないとダメだと思った。本当に加藤さん(トレーナー)のアドバイスあっての勝利だった」と振り返った。

 寺地は自分自身「どっちがポイントを獲っているか全くわからなかった」というほど接戦だった。

ユーリのパンチが寺地にヒット!

 加藤健太トレーナーは「だいぶ競っているというか、ちょっと分の悪い方に競っているという感覚だった。変に打ち合ってもポイントを取り切るには難しい状況だった。中盤あたりまでその選択をしていた」という。

 ユーリがあそこまで前に出て打ち合いに来れば作戦を考え直さざるをえなかったという。

 そして「後半、タイミングを変え、”ずらす”ということをすごく言って。それが後半生きて最終ラウンドのシーンに繋がったのかなという意味では、良い判断がギリギリできたのかという感じです」と語った。

寺地のアッパーがヒット!

 パンチのタイミングを微妙にずらして当てに行った。それが、後半ラウンドからパンチが当たりだした秘訣のようだ。

 寺地は「本当に危なかった。最後、あそこで行けて。本当に後悔なく行けてよかった」と語った。

 11Rまで優勢だったユーリ、涙で試合場を降りた。試合後、口元を3センチ以上もカットしていたため、病院へ直行し会見は行わなかった。

 【主な試合内容】

KOの瞬間

 試合はジャブの差し合いでスタートも、ユーリのパワフルなジャブ、ワンツーがよく当たる。
 3Rにはユーリの右ストレートが2度、寺地のアゴを跳ね上げ、場内が沸いた。

 しかし5Rには寺地がユーリの打ち終わりを狙い始めるが、6Rにはユーリが前へ出て、距離を縮めアッパーも混ぜる打ち合いに。7Rには寺地が連打で追い込むなど一進一退の展開に。

 その後も寺地は前後左から多彩なパンチ、ユーリもラウンド後半に加速し強烈な右を入れるが、流れは寺地か。

 そして最終12Rには寺地がまたも打ち合いに戻り、右を次々と入れる。
 ユーリは被弾多く、顔が度々跳ね上がりかなり効いた様子。残り1分近くの所でレフェリーが試合をストップした。

【フォト】寺地とユーリの採点表、ユーリのパンチに寺地が被弾!最後のKOシーンも

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