【ONE】試合消滅の海人「ここまで仕上げてきて…本当に悔しい」グレゴリアン戦中止に
本日23日、さいたまスーパーアリーナにて開催される『ONE 172: 武尊VSロッタン』で予定されていた、フェザー級キックボクシングルール、SB世界スーパーウェルター級王者・海人(TEAM F.O.D)と元K-1 WORLD GPスーパー・ウェルター級王者マラット・グレゴリアン(アルメニア)の試合が中止となった。本日、主催者が発表した。
【フォト】2人の前日計量ボディ!海人の割れた腹筋、グレゴリアンの分厚い肉体
グレゴリアンは、22日の前日計量に遅れて到着。ONE Championshipでは水抜きでの減量を禁止しており、計量のほかに身体の水分量を尿比重で検査するハイドレーションテストを実施しているが、グレゴリアンは制限時間後に尿サンプルを提出しハイドレーションテストを通過した。しかし、計量でリミットの70.3kg(155ポンド)を約350gオーバー。キャッチウェイトの交渉をしたが試合は不成立になったという。
海人は本日23日、自身のSNSで試合中止になったことを報告し、ファンに謝罪。そして「ここまで仕上げてきて試合ができないのは本当に悔しいし、なにも知らない人達から色々言われるのも悔しい。ただもう俺は世界最強に向けて前進するだけ。この階級にいるならまたいつか巡り合う。その時は万全な状態で倒させてくれ。色々言う人達も誰がほんまに強いかすぐにわかる。結果で全て証明していく。応援してくださってた皆様本当にありがとうございました。次戦に向けてさらに仕上げていきます!期待してて下さい」と綴った。
対するグレゴリアンも本日、自身のSNSで試合中止を報告し、前日の体重超過について「朝の時点で69.5kgだったのですが、水分補給のために飲み続けなければならず、350gの差がついてしまいました」と説明。さらに「この350gの体重差は彼にとっては大きすぎたのです!彼は本当の日本人のメンタリティを受け継いでいない!彼はテニスでもしていた方がいい!」などと海人を批判している。
多くのファンが楽しみにしていた一戦が消滅となったが、海人が語ったように「またいつか」、この階級で2人の試合が組まれることはあるのか。
また、本大会でバンタム級ムエタイ世界王座統一戦を行う予定だった、同級正規王者スーパーレック・キアトモー9(タイ)が計量失敗したことにより、王座剥奪。暫定王者のナビル・アナン(アルジェリア/タイ)は問題なく計量パスしているが、この試合は146.25ポンド契約、バンタム級ムエタイ(3分3R)のワンマッチとなり、試合順も第12試合から第8試合へ変更となった。
他にもエイドリアン・リー(シンガポール / 米国)と対戦する小川健晴(日本/GOD SIDE GYM)、龍聖(日本/BRAID)と対戦するスリヤンレック・ポー・イェンイン (タイ)がそれぞれ計量失敗となり、キャッチウェイトで試合を行う。
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