【UFC】ヘビー級王者ジョン・ジョーンズが引退を発表、“新たな挑戦”に言及
世界最高峰の総合格闘技団体『UFC』のヘビー級世界王者ジョン・ジョーンズ(37=米国)が本日22日に自身のSNSで引退を発表した。
【動画】ジョーンズ、ラストマッチで戰慄のバックスピンキックKO!
ジョーンズは自身のXにて「本日、私はUFCからの引退を正式に発表します。この決断は多くの熟考の末に至ったものであり、これまでの長年にわたって経験してきた旅路への深い感謝の気持ちを表現したいと思います」とUFC関係者、チームメイト、家族、そしてファンに感謝のコメントを送った。
続けて「人生のこの章を閉じるにあたり、私は今後の新しい機会と挑戦を楽しみにしています。MMAは常に私の一部であり続けるでしょう。新しい方法でこのスポーツに貢献し、他の人々にインスピレーションを与え続けることができる方法を見つけることに興奮しています」と、別の形で格闘技界でのアクションを起こすことを匂わせた。
この発表の前に、UFCのダナ・ホワイトCEOはUFCアゼルバイジャンの大会後会見で、ジョーンズと電話会談し、ジョーンズから正式に引退する旨を告げられたと話していた。ジョーンズの引退に伴い、同級暫定王者のトム・アスピナル(英国)が正規王者に昇格する。
ジョーンズはUFC史上8人目の2階級制覇王者で、MMA史上“パウンド・フォー・パウンド”の一人として高い評価を受ける。プロデビューからわずか3年で、11年3月にUFC史上最年少記録となる23歳8か月で世界ライトヘビー級王者に。階級を上げた後、2023年3月のヘビー級王座決定戦でシリル・ガーヌに一本勝ちし、ヘビー級王座も獲得した。
昨年11月の「UFC309」でスティーぺ・ミオシッチにTKO勝利し初防衛に成功したが、これがラストマッチとなった。通算成績30戦28勝1敗1無効試合。
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