朝倉海に一本勝ちのエリオット「プラン通りだった」戦った印象も
8月17日(日本時間)米国・シカゴで開催された『UFC 319』で、朝倉海(日本)を2Rギロチンチョークで下したティム・エリオット(米国)。
エリオットは試合後、「今回のフィニッシュはゲームプラン通りだった」と語った。朝倉は前回に続いてチョークで2連敗となった。
勝利したエリオットは、UFCの試合後公式インタビューで「全てプラン通りだった」と振り返る。コーチ陣から「1Rをしのいで相手を寝かせれば、2Rでフィニッシュできる」と言われていたと明かし、「スート・マダルジ戦でも同じことをやった。リーチのある打撃型の相手には、距離を詰めてテイクダウンで落ち着かせればいい。今回もサブミッションを狙うプランだった」と述べた。
フィニッシュの場面については、「下になるのが嫌で、一度はギロチンを外そうかと思った。でもコーチが“相手はパニックになっている、必ずタップする”と言ってくれた。それを信じて粘ったら決まった」と説明し、セコンドの声が後押しになったと強調した。
試合序盤には朝倉の打撃に苦しんだという。「あれほど強い打撃を持っているとは思わなかった。ハイキックも効かされたし、キャリアでも数えるほどしかないカーフキックをもらって本当に痛かった」と回想。それでも「最初のテイクダウンで彼が背中を下に着けた時、“この試合は勝てる”と確信した」と語った。
スクランブルからのチョークでの決着については、U-NEXTのインタビューで「もし柔術の立ち上がりやサブミッションを仕掛けられていたら苦労した。でも彼はレスリング的に立ち上がろうとした。そこは俺の得意分野だから問題なかった」と分析した。
敗れた朝倉については「彼はまだ素晴らしい選手だ」と評価。そのうえで「彼はずっと四角いリングで戦ってきた。オクタゴンは全く違う。2試合で適応するのは難しいが、3、4試合かければ慣れるはずだ」と指摘した。さらに「パワフルな打撃を持ち、人間的にも素晴らしい。いずれチャンピオンになる可能性はある」と将来性を認めつつ、適応の重要性を説いた。
最後に「朝倉が強かったからこそ、自分のベストを引き出せた」と総括。38歳のエリオットは、“プラン通り”の一本勝ちで健在ぶりを示した。
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