2025/08/21（木）UP
（最終更新：2025/08/21 16:37）

RISE女王となり、第1戦に臨む宮本

　10月19日（日）、東京・後楽園ホールにて開催される『RISE 192』の対戦カード発表記者会見が21日、都内で行われた。［Super Fight！ミニフライ級（-49kg）3分3R・延長1R］として、現RISE QUEENミニフライ級王者・宮本芽依（KRAZY BEE）とコ・ユナ（韓国）の対戦が決定した。

【フォト＆動画】宮本の強烈なパンチが顔に食い込む瞬間！

　宮本は19年全日本女子ボクシング選手権バンタム級優勝などの経歴があり、22年にキックボクシングに転向。デビューから5連勝を記録し、今年5月の『RISE Fire Ball NAGOYA』で、当時のミニフライ級王者・小林愛理奈に挑戦。ダウンを奪われるも、延長Rも含め巻き返し、判定で勝利を収めた。今回は王者となってから初めての試合である。戦績は6勝無敗。

　対するユナはキックとMMAの二刀流で活躍する選手で、日本国内の大会ではWBKFアジア女子ミニフライ級王座を獲得している。

　会見で宮本は「コ・ユナ選手と戦えることを光栄に思います。ベルトを持つチャンピオンとして、それはユナ選手も同じだと思います。RISEのベルトにはこのような価値があると、戦いを通じて感じてもらえればと思います。先日、私のボクシングの先輩が亡くなりました。先輩の思いを背負って、このベルトと共に戦っていきます」と意気込んだ。

意気込む宮本

　宮本のボクシングの先輩について問われると「神足茂利選手です。（ボクシングの）ブロック大会が一緒で、大学は違いましたが、一緒に東京へ出てきました。友人を通じて食事をしたりもしました。互いにプロに進み、デビュー戦から応援に来てくれました。その中でも『お互いに頑張ろう』と言ってくれる先輩でした」と、故・神足選手との思い出を振り返った。

　対戦相手の印象については「MMAの選手でキックボクシングもやっている。距離感が違う中でどう合わせてくるか。映像を見る限りでは少し距離が遠く、MMA特有の間合いがある。私もMMAの選手とスパーリングや練習をした経験があるので、そこは対応できます」と自信をのぞかせた。

　チャンピオンとしての第1戦がどのような結末になるかという質問には「敬意をもって倒し切りたいですね」とKOを狙う姿勢を示した。

　王者同士の一戦となったが、宮本はRISE女王の意地を見せ、KOに繋げることができるか。

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