2025/08/27（水）UP
（最終更新：2025/08/27 19:06）

中村寛が61.5kgトーナメント決勝戦への意気込みを語った

　11月2日（日）東京・両国国技館にて開催される『RISE WORLD SERIES 2025 FINAL』の対戦カード発表記者会見が、27日に都内で行われた。［RISE WORLD SERIES 2025 -61.5kg Tournament 決勝 3分3R延長1R］にて、初代RISEライト級王者の中村寛（日本/BK GYM）とエン・ペンジェー（中国/仏山温拿拳館）の対戦が決まった。

【フォト＆動画】会見での中村とペンジェーの様子／中村は前戦でSB王者を衝撃KO！

　中村は、初戦では過去に敗北した韓国のチャンヒョン･リーを下し、準決勝では優勝候補とも言われた笠原友希との大激闘をKOで制して決勝戦へ進出。対するペンジェーは、得意のアウトボクシングスタイルで、レダ･ベラーセンと常陸飛雄馬にいずれも判定勝利で決勝へ駒を進めた。両者は、24年9月にワンマッチで対戦しており、中村が延長判定勝ちを収めている。

「過去最高の状態」と自信を語る中村

　会見に出席した中村は、「やっと僕が今年11月で世界チャンピオンになることが決まりました。一切油断はせず、8月2日に当初は予定されていましたが、延びて、意味ある3か月にして仕上げています。8月2日の時点でも最低限KOで勝つ、必ずKOで勝てるように仕上げました。どういう勝ち方で勝つかにフォーカスして、己と向き合って、本当にいつも過去最高の状態に研ぎ澄ませているので、当日が楽しみです」とぎらついた表情でコメント。

　対するペンジェーからは、「決勝に出場できることにとても興奮しています。必ずベルトを中国に持ち帰ります。皆さんもご存じの通り、彼は気性が荒く強力なパンチャーです。中村さん、この試合のためにしっかり準備しておいた方がいいですよ。なぜなら、今回は私は本気を出すつもりですから」と不敵なコメントが届いていた。