UFC連敗の朝倉海、コーチ依頼に金原正徳が快諾!「胸熱」「何この安心感」
UFC2連敗で後がない朝倉海が、2日、自身のYouTubeチャンネルで元SRCフェザー級王者でRIZINで活躍した金原正徳とのコラボ動画を配信した。朝倉は金原にコーチを依頼し、これを快諾。動画で金原は朝倉に「動けなかったのは減量失敗」と指摘し、バンタム級へ階級を上げることや練習の見直しなどを進言。動画を見たファンからは安堵の声があがっている。
【フォト】金原が減量失敗と指摘、朝倉海の限界バキバキボディ!
朝倉は8月17日(日本時間)に開催された『UFC 319』(米シカゴ)で、ティム・エリオット(米国)に2R一本負けを喫し、UFC2連敗と追い込まれた。当日のライブ配信で解説を務めていた金原は、自身のYouTubeチャンネルで「朝倉海選手は動けていなかった。バンタム級に上げた方が動けるのでは」と指摘。帰国後、朝倉は金原と食事をしながらアドバイスをもらったという。
そして金原は、朝倉が所属するJTTを訪れて練習を見学。直後に動画を回して感想を聞くというシチュエーションでの今回の配信となった。
金原は前回の朝倉の試合について「根本的なものは出し切れていないっていうのが気になったし、海と練習をしたこともあったので、こんなものとは思わなかった」と感想を語り、フライ級からバンタム級へ階級を上げる提案に関しては「(UFCで)バンタム級でキツいのは知っているし、100%で勝負できるところで勝てなかったら、そこまでの実力。前回動けなかったというのは減量の仕方も失敗。バンタムにせよフライにせよ、もう一度身体づくりをやり直さないとダメ」と厳しい意見を本人に告げた。
これまで朝倉は、金原に練習を見てもらいたかったようだが、兄の未来や同じジムの秋元強真と戦う可能性があったことから依頼できなかったことを明かし、金原が引退のタイミングで頼むことができたと経緯を説明した。
具体的に何をしていくかはこれから決めていくようだが金原は「自分が技術を押し付けることは絶対にない。手やグリップの位置くらい」と断言しつつも、「竹浦(正起=グラップリングコーチ)君が何をMMAで教えてくのかなと思ったら、思っていた以上に何もなかった。言いたいことをグッと我慢していた。よくここまで来れた」と辛らつなコメント。
また全体の練習に関して金原は「もう一回仕切り直して、見つめ直した方がいい」とバッサリ。スパーリングについても「パッと途中で止めてやり直させることも大事」とその場で答え合わせをしながら修正する方がいいとアドバイスした。
具体的な内容は触れていなかったが動画を見たユーザーは「金原がみんなが思ってたことを代弁してくれてるような動画」や「めちゃくちゃ嬉しい!!まじで金原さん待ってました」、また「金原さんが引退して初めてコーチするの海くんて胸熱」「何この安心感は」と喜びの声がたくさん寄せられていた。
UFCを経験してきたベテランの金原が、朝倉をサポートすることになればこんなに力強い助っ人はいない。ともに「まずは勝つこと」とUFCでの初勝利を目標にリスタートすることとなり、期待は増すばかりだ。朝倉がUFCで初勝利できるのか、今後の動向に注目したい。
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