【ONE】与座優貴、因縁のスーパーレックと睨み合い!“蹴りvs蹴り”で挑戦者候補へ名乗り=11.16
11月16日(日)、東京・有明アリーナにて開催される『ONE 173』の追加対戦カード発表記者会見が11日、都内で行われた。[バンタム級キックボクシング]にて対戦する、与座優貴(team VASILEUS)とスーパーレック・ギャットムー9(タイ)が出席した。
与座は元K-1 WORLD GP ライト級王者。今年5月、ONEに初参戦し、無敗だったエルブルース・オスマノフに完勝。続く7月には、元ONEバンタム級キックボクシング世界王者ペッタノンからダウンを奪って判定勝利し、強豪を相手に実力を見せつけた。
対するスーパーレックはムエタイの名門ルンピニースタジアムで2階級制覇を成し遂げた他、数々の王座を獲得。23年にはONEフライ級キックボクシング世界王者となり、24年1月には、与座の同門で先輩でもある武尊と対戦して判定勝利を収めた。
その後もONEムエタイ世界バンタム級王者ジョナサン・ハガティーにKO勝ちするなど快進撃を続けたが、今年3月のバンタム級ムエタイ王座統一戦では、体重超過の上でナビル・アナンに敗れている。
会見で与座は「顔を合わせた印象はそんな無いんですけど、ONEで戦いたかった選手の1人なので、それはすごい楽しみです。自分も早くONEのチャンピオンになりたいので、次の(タイトル)挑戦者にふさわしい試合を勝って見せたいと思います。勝ってもまだ挑戦できないんだったら、残りのランカーを毎月自分に当ててほしいです。全員ぶっ飛ばします」と既に準備万端の様子。
対するスーパーレックは「与座選手に直接お会いして、とても興奮していますし、嬉しく思っています」とコメント。与座に対しては「とても蹴りが強いという印象を持っていますが、蹴りに関しては自分も負けないくらい強いものを持っています」とアピールし、「今回の日本での試合は、与座選手とのスーパーファイトですが、激しい打ち合いをして日本での歴史に残るような試合を皆さんにお見せしたいと思っています」と意気込んだ。
相手の心を折るような蹴りを武器とする両者だけに、激しい蹴り合いになることは間違いないだろう。与座はこの試合に勝利し、タイトルマッチの挑戦者として名乗りを挙げることはできるか。
▶次のページは【フォト&動画】与座の前戦、パンチ連打でダウン奪う瞬間!
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