”バンタム級転向”宣言の朝倉海、崖っぷちの覚悟「ここで負けるなら納得」
UFCに参戦中の元RIZINバンタム級王者の朝倉海(JAPAN TOP TEAM)が25日に自身のYouTube番組でフライ級からバンタム級への転向を宣言。「ここで負けるなら納得ができる」とその覚悟を語った。
【フォト】やはりバンタム級のほうが身体大きい!海のバンタムとフライのボディ比較
朝倉は、昨年末に鳴り物入りでUFCに参戦。12月のデビュー戦は異例のタイトル挑戦でその期待の高さがうかがわれたが、フライ級王者のアレッシャンドリ・パントージャに2R一本負け。続く今年8月の2戦目では、ベテランのティム・エリオットに打撃で攻勢に出るも2Rに一本負け。まさかの連敗で崖っぷちの状態だ。
再起を誓う朝倉は金原正徳を新コーチに迎え、さらには中国の上海UFCパフォーマンス・インスティテュート(UFC PI)を訪問し、本人だけでなくチームや練習環境全体の向上を図っている。
朝倉はUFC PI視察でパフォーマンステストと体組成検査を実施したが、その評価結果は”バンタム級が適正”というものだった。検査では、骨密度も高く、フライ級での減量が身体に負担をかけていることが数値として明らかになったという。
朝倉は「フライ級で力が出せていない。試合中に力が出なかったりということもあった」と告白。続けて、「自分が一番強いところで勝負したい。そこで負けるなら納得ができる」と覚悟を示した。この転向についてはUFCからも承諾を得ているという。
朝倉の“フライ級挑戦”は以前から懐疑的な声が上がっていたこともあり、投稿のコメント欄には「バンタム大賛成」「次戦が待ち遠しい」などファンから賛同の声であふれた。
朝倉はRIZINで戦っている頃はバンタム級の-61kgで試合をしてきたが、UFCではフライ級の57.15kg(=126パウンド)まで落としている。試合前、5kg以上の水抜き減量を行っていたが、海の絞り切った身体は限界に達している印象で、本人が告白した通り”力が出なかった”のは自明の理だったのだろう。
しかし海が挑戦するUFCバンタム級は屈指の激戦区だ。現王者のメラブ・ドヴァリシヴィリを筆頭に、同級1位のショーン・オマリー、2位のウマル・ヌルマゴメドフ、3位のピョートル・ヤンなど怪物ぞろいだ。
階級アップに伴う身体作りの準備もすることから「次戦は来年になるだろう」と語った朝倉。「結果で証明していくしかない。次は必ず勝つ」と強く意気込んだ。
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